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海外ドラマってどうやって買い付けるの? 人気タイトルは取り合いに? 「Hulu」担当者さんに素朴な疑問をぶつけてみた
『未来世紀ブラジル』、『ラスベガスをやっつけろ』の鬼才テリー・ギリアム監督の代表作である『12モンキーズ』がドラマになって復活! ビデオオンデマンドサービス「Hulu」にて好評配信中です。
本作は、「HEROES/ヒーローズ」と「NIKITA/ニキータ」のメガヒットメーカーたちがタッグを組んだSF大作。人類滅亡の謎を追って過去へ旅する設定はそのままに、スピード感溢れる新時代のタイムトラベルが謎解きを加速。さらに徐々に明かされていく登場人物たちの過去からも目が離せません。
現在日本にはオンデマンドサービスがいくつかあり、『12モンキーズ』の様なキラータイトルは取り合いになる事も。どのサービスも“独占”や“先行”という謳い文句を大きく掲げていますよね。そんな時にはどうするの? そもそも海外ドラマの買い付けってどうやっているの? 「Hulu」の買い付け担当・関根恭子さんに色々とお話を聞いてきました。
【関連記事】伝説から20年! SF界の問題作『12モンキーズ』がドラマになって日本上陸
http://getnews.jp/archives/843079
Huluは2011年に日本向けサービスを開始して以降、2015年3月23日に会員数100万人を突破。月額933円(税抜)で映画、ドラマ、アニメが見放題という手軽さが多くの人に支持されています。
そんなHuluが作品選びにおいて大切にしている事は「沢山の作品を観ている海外ドラマファンの方に満足してもらえる様な、“他にはない個性的な作品”を選ぶ様にしています」と関根さん。
映画の買い付けは主に各映画祭のマーケットで行われますが、海外ドラマも同じくマーケットで買い付けをするそう。「カンヌで年2回マーケットが開催されます。またハリウッドのメジャースタジオが制作しているドラマは5月に現地で新作発表会があるのでそこで交渉をしたりしています」と関根さん。海外ドラマはもはや映画と並ぶパワーがあるコンテンツだそうです。
そんなマーケットでは、ライバル会社と欲しい作品がかぶることも。そんな時はどうするの? という問いに関根さんは「人気作品はどこも欲しいですから、被る事は多いですね。そこからはライセンサーと直接交渉して、弊社サービスで配信出来る様に務めます」と回答。私たちが普段観ている海外ドラマの裏には、スタッフの皆さんの頑張りがあるというわけ。
最近では、本国アメリカで放送されたドラマをいち早く日本で配信することも行っており、「アメリカで放送された一ヶ月後であったり、早ければ2週間で配信することもあります」と関根さん。…