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[武田梨奈]「日本映画にニューウェーブを」 新進女優賞受賞で笑顔
沖縄国際映画祭「原宿デニール」の舞台あいさつに登場した武田梨奈さん
頭突きで瓦を割るCMなどで話題の空手家で女優の武田梨奈さんが27日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」内で行われた映画「原宿デニール」(タカハタ秀太監督)の舞台あいさつに登場。前日26日に、24回日本映画プロフェッショナル大賞の新進女優賞を受賞したことが発表された武田さんは「個人的なことになるんですけれど……」と受賞を報告しつつ、「日本映画界にニューウェーブを起こせるよう、これからも頑張っていきたいです!」と喜びと決意を語った。
「原宿デニール」は、映画「ホテルビーナス」などのタカハタ監督の最新作。原宿を舞台に夢持つ若者たちの群像劇で、武田さんは先輩刑事との関係に一喜一憂する”肉食女子”の警察官を演じている。武田さんについて、ダブル主演した原宿発の日韓5人組ボーイズグループ「BEE SHUFFLE」のシュウタさんは「武田さんは優しくて、強くて、きれいで、こんな女性はいない」と大絶賛。武田さんは「絶対に思っていないですよ」と、しきりに照れていた。警官姿の武田さんが犯人を追うシーンのロケでは、撮影と気づかなかった周囲の歩行者が、一緒に犯人を追うハプニングもあったといい、武田さんは「すごく高いところから(カメラが)撮影していたので、(歩行者が)カメラに気づかなかったんです」とエピソードを明かした。
過去のイベントでは、同映画の観客動員数3万人を目指してBEE SHUFFLEが活動し、もし動員できなかったら「原宿出入り禁止」となること、動員できなかったら武田さんも「全身タイツで原宿の竹下通りを歩きます!」と宣言しており、キャストは「ぜひ見てください!」「沖縄に呼んでください」とアピール。武田さんも「今までの映画にないような群像劇なので、ぜひ見ていただきたいです!」と力強く呼び掛けていた。
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