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JYJ ジュンス「同じ条件で歌を披露して判断してもらいたい」
「海外ツアーはいつも心配になる。コンサートを企画する度に『たくさんの方が来てくださるかな。ひょっとして忘れられたんじゃないか』という心配や不安がある。だが、その中でもアルバムを出してコンサートをして、応援してくださることが毎瞬間奇跡のように近づいてくる。疲れることなく、一生懸命やりたい気持ちになる。それが次のアルバムを出す原動力になる。いつも公演のことを思いながらアルバムを作る」
21日午後(現地時間)、タイ・バンコクにあるルブア・アット・ステート・タワーでJYJのジュンスの3rdアジアツアーコンサート「FLOWER」の記者懇談会が開かれた。3月3日、大阪公演を皮切りにソウル、上海でアジアツアーを開催したジュンスは同日、バンコクで3rdアルバム「FLOWER」に収録された楽曲を披露した。
1年8ヶ月ぶりに新しいアルバムを発売したジュンスは「久しぶりにアルバムを出しただけにミュージカル活動をしながら感じた感情や気持ち、音楽のジャンルをたくさん利用した」とし「従来のものを守りながらも新しい雰囲気の楽曲を入れようとたくさん努力した」と伝えた。新しいアルバムを発表してから開くコンサートであるだけに、ジュンスは今回の公演で新曲の多様なステージを見せようとした。
「コンサートは経験であり財産ジーニータイムは一生続けるだろう」
ジュンスはアルバムを発売する度にアジア、広くは世界各国でコンサートを開く。彼は「コンサートは僕にとって経験であり財産だ」とし「どこの国に行ってもファンと僕だけのストーリーが生まれる」と打ち明けた。観客の国籍に関係なく、公演会場を訪れる人々には共通の性向があると説明したジュンスは「公演を通じて心理的な安定を取り戻し、癒される感じだ」と語った。
今回の公演のクライマックスは、アルバムのタイトル曲である「FLOWER」だった。ジュンスは「花は爽やかで高貴で美しいイメージだが、咲こうと努力する花もあるし、咲きたかったけど折れてしまった花もある」とし「この曲には色々なメッセージが含まれている。疎外された人々、夢のために努力する青少年へのメッセージも確かにある」と説明した。
ジュンスのコンサートの専売特許であるジーニータイムも欠かせない。ジーニータイムとは観客の願いを叶えてくれるコーナーで、ジュンスは「その場で頼まれたことをしなければならないので、負担もあるし、少し困惑するときもある。それがジーニータイムだけの面白さだ。期待しながらも緊張する。これからも一生続けるべきではないかと思う」と言った。
「テレビ出演が可能だったら、どうしてもトレンドについていったと思う」
ジュンスは毎回新しいジャンルの曲を試みて、いつも新しい姿を見せようとする。そうしながらもアルバムには10曲以上の新曲が収録されている。コンサートでも2曲を除けば全部新曲を披露した。これに対してジュンスは「放送を通じて露出されないからと言って、1、2曲の新曲に従来の曲だけをするのは卑怯だ。僕を信じてついてきてくれる方々への裏切りである。新しいステージをお見せすることが観客への最大限の礼儀だ」と言い切った。
「放送活動ができたなら、どうしてもトレンドについていくことになっただろう。仕方ない。もっと無難に行ったと思う。だが、放送に出演しないので様々な音楽やパフォーマンスをこなすこともある。放送に出演すれば、特に強いものがなくてもライブやパフォーマンスで僕を十分にアピールすることができると思う。しかし、唯一露出されるのはミュージックビデオだけだ。それもたくさん流れない。僕にとって最も大きな毒は無難さだと思う。その中で適切なラインを守らなくてはならない」
放送出演はなかったが、タイトル曲「FLOWER」は音楽ランキング番組で2位になった。「びっくりした」と言ったジュンスは「実は、感情的にはかなり複雑だ」と告白した。彼は「特別扱いしてほしいと思ってるわけではない。同じ条件で歌を披露し、それに合う結果を判断して頂きたいとは思ってる。残念だが、良い方向に考えようとしている」と付け加えた。