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TGCの剛力彩芽・ダレノガレ明美が公開処刑? モデル体型とは何か
2月28日に開催された第20回東京ガールズコレクション。ファッション誌を飾る大勢のモデルたちが春のリアルクローズをまとってランウェイを闊歩し、BIGBANGなどのアーティストがライヴも披露して華やかなイベントとなった。
ランウェイには2012~13年にテレビドラマ・CMにあまりに多く出演しすぎて「ゴリ押し」との嫌悪を招いてしまった剛力彩芽(22)もモデルとして登場。しかし他のモデルたちの写真と比較して「場違いすぎ」「とてもモデルってスタイルじゃない」と、これまた叩かれる事態に。ひとたび悪い印象がついてしまうと、こうも長きにわたってバッシング対象になってしまうものかと暗澹たる気持ちにさせられる。そしてもう一人、「他のモデルと全然スタイルが違う」「痩せたハズなのに太く見えるのは何で?」と話題になっている登場人物がいる。ダレノガレ明美(24)である。
ダレノガレはガッシリした厚底靴を履き、ミニスカート+素足+ソックスの組み合わせなど数点の衣装を着たが、ローラや山田優、藤井リナらと比べると、なぜか「脚が太くて短い」と評されてしまっている。ダレノガレといえば、昨年「MAX時から23kg痩せた」とブログで報告しており、身長164cm、体重42.6kgのスリム体型であることを明かしている。元来運動好きであるため、現在もジムでの水泳、ヨガ、キックボクシング、マシンを使ったトレーニングなどを継続していて、リバウンドもしていないはず。
ただ、彼女は以前も「本当にダイエット成功しているのか?」と疑惑の目を向けられたことがあった。Twitterに彼女が投稿した写真が、縦に引き伸ばす加工により不自然になってしまっていることを指摘されプチ炎上したのである。確かにその写真は細く長い脚が際立つカットだが、彼女がいつも愛用しているセリーヌバッグのハンドル部分まで妙に伸びてしまっており見るからに違和感が強いものだった。
「体重は太っているどころか標準におよそ遠い“痩せすぎ”レベルで、決して太ってはいません。首や顎が細く頭部がとても小さいので、必然的に他の部位が太く見えるというのはありますが……本人を目の前にしたら、とても『太い』なんて言えないくらい細い! 学生時代に全国大会に出場するほどの強豪チームで本腰を入れてソフトボールに取り組んでいたので、運動経験のない人よりは肩や下半身がどっしりしているかもしれません。しかし骨とカワだけのスキニーなモデルよりも、しっかり運動に取り組める筋力・体力が備わっているダレノガレ体型の方が健康的なのではないでしょうか。ただ痩せてればいい、という風潮の方が危険ですからね」(芸能記者)
あまり太いとか短いとか外野がうるさく注文をつけると、本人も気に病んで無理なダイエットに走ってしまうかもしれない。そんな事態を招くのは誰にとっても本意ではないだろう。人前に出て容姿を品評される機会の多い職業だけに、「少しでも綺麗に見られたい」という気持ちは当然一般人よりも強い。ましてごくごく普通の男女でもSNSに投稿する写真はアプリによる修正済のものであることが一般的になっている昨今、芸能人であるにもかかわらず「補整・加工ナシのナマ写真」をUPする理由はどこにもないだろう。
また、剛力は162cm、ダレノガレは164cmで、モデルとしては身長が低い方だ。だが高所得者層向けの高価なコレクションラインでなく、庶民向けのリアルクローズをステージ上でお披露目して一般女性たちの購買意欲を煽ることが「TGC」のようなイベントの主旨である以上、170~180cmの高身長に薄い胸板、シャープな肩、長すぎる脚、といった“理想的”なモデル体型に当てはまらない女性たちがモデルとして服を着用し登場することは理にかなっている。安価な既製服が普及してだいぶたつが、こうしたイベントの開催自体、誰でも好きなファッションを楽しめる自由な裾野が広がったことを意味してもいる。「こんな女がモデルなんて……」と、どこからなのかわからない目線で批評するよりも、百花繚乱のアパレルメーカーが提案するファッションや、タレントそのものの魅力を味わう方が精神衛生上も良いのではないだろうか。ちなみにTGCはもはや若い女性観客に向けたファッション紹介にとどまらず、アパレル以外の分野の企業も新商品発表の場として活用しており、28日は新作映画PRステージも相次いだ。
誰々の方が細い、痩せている――とモデル同士を見比べて、ネット上で議論していても面白いことはない。冒頭の剛力彩芽にしろ、標準体型よりはずっと細くて華奢で、タレント然としたつくりであることに変わりないからだ。
(新田織江)