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キャリアに対する自信、自己評価が低いのは日本・ドイツの女性

 キャリアに対する自信、自己評価が低いのは日本・ドイツの女性

 

 PwCは12日、「”ミレニアル世代”の女性の仕事観とキャリア」に関する調査結果を発表した。調査対象は世界75カ国のミレニアル世代(1980年から1995年の間に生まれた世代/20~35歳)の女性8,756名。

企業の昇進は男性偏重か?

 調査の結果、ミレニアル世代の女性は「現在の職場でトップレベルまで昇進できる」と考えていることが明らかになった。特に入社間もない女性はその傾向が強く、49%が「トップレベルまで昇進できる」と回答している。

 「社内の昇進に関して企業は男性偏重であると思うか」という問いに対しては、43%が「そう思う」と回答し、2011年の調査から14%増となった。国別に見ると、「スペイン」(60%)、「フランス」(58%)、「アイルランド」(56%)では「男性偏重」と回答する割合が高く、「フィリピン」(11%)、「マレーシア」(16%)、「台湾」(19%)は2割未満にとどまった。

 「社内の昇進に関して企業は男性偏重であると思うか」

 「自らのキャリアに自信があるか」という問いに対し、「ある」という回答が最も多かった国は「ブラジル」(76%)。以下「インド」(76%)、「ポルトガル」(68%)が続く。一方、「日本」(11%)、「カザフスタン」(18%)、「ドイツ」(19%)は2割以下と自身のキャリアに対する評価が低い。

 「魅力を感じる企業の特長」としては、「昇進の機会」が53%で最多。続いて「他社より高い賃金とインセンティブ」(52%)が僅差で2位に。以下「柔軟な勤務形態」(35%)、「年金や社会保険など充実した福利厚生」(33%)、「質の高い研修と人材育成プログラム」(27%)となった。

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