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「日本のキーとなる選手」「監督の経験値」。互いに認め合う本田と指揮官。違いを見せつけた1G1A
リズムを引き寄せた本田と香川のW投入
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣となったチュニジア戦、試合を決めたのはベンチからスタートした本田圭佑だった。試合後、互いに認め合う言葉を口にした両者。ロシアW杯への道のりにその存在は不可欠だ。
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ロンドン五輪代表経験者6人が先発出場し、前線は初キャップの川又堅碁(名古屋)、2010年1月のイエメン戦(サヌア)以来の代表戦出場となった永井謙佑(名古屋)、ハビエル・アギーレ前監督時代から定着したばかりの武藤嘉紀(FC東京)ら不慣れな面々が数多く陣取った27日のチュニジア戦(大分)。
ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督が23日からの合宿で指示した通り、球際の激しさ、寄せの激しさを前面に押し出してボールを奪い、タテに速い攻めを仕掛けようという意識は選手たちから確実に伺えた。
とはいえ、新戦力中心のチームがすぐにスムーズな連携を見せられるわけがない。前半21分には川又のヘッドがクロスバーを叩き、後半開始早々にも長谷部誠(フランクフルト)のタテパスに武藤が抜け出しシュートを放ったが、得点に至らない。フレッシュな日本代表はチュニジアの手堅い守りをこじ開けることができなかった。
そこで新指揮官が採ったのが、本田圭佑(ミラン)と香川真司(ドルトムント)を後半15分からダブル投入するという大胆策だった。
「リズムを変えようと圭佑君と話していた」と香川も話したように、ザックジャパン時代から攻撃をけん引してきた2人が右FWとトップ下に入った日本代表は攻めのスイッチが一気に入り、力強くリズムを引き寄せる。
後半27分にもう1人の大黒柱・岡崎慎司(マインツ)とこの日が初キャップながらかつてバイエルン・ミュンヘンでプレーしていた宇佐美貴史(G大阪)が入ると、チームのギアがもう一段階アップした。
この結果、後半33分には待望の先制点が転がり込む。香川がドリブルで持ち上がり、左に流れた本田にパス。本田がゴールラインぎりぎりまでえぐって中央に折り返した。ここに飛び込んだのが岡崎。この男の絶対的武器であるヘッドがゴールに突き刺さった。
「途中で出た選手が結果を残したことって監督の質なんじゃないかな」
5分後には宇佐美→岡崎→香川とつながり、香川が左から持ち上がって左足シュート。これをGKが弾いたところに本田が駆け上がって左足で押し込み、完全にとどめを刺す。…