「隙なく完璧に」＝竹内、地元で意気込む－スノーボードＷ杯

　 地元開催のスノーボードＷ杯へ意気込む竹内智香（中央）＝２７日、北海道旭川市

　 　２８日に北海道旭川市のサンタプレゼントパークで開幕するスノーボードのワールドカップ（Ｗ杯）に出場するソチ五輪女子パラレル大回転銀メダルの竹内智香（広島ガス）が２７日、同市内で記者会見し、「日本の雪は軟らかく、コースも非常に簡単。０秒０１の戦いになる。隙なく、ミスせず完璧に滑ることが大事」と抱負を語った。
　　竹内は１月の世界選手権女子パラレル大回転で銅メダルを獲得した。得意とする同種目の今季Ｗ杯は２度の４位が最高で、現在種目別４位。２８日の最終戦へ向け「種目別優勝は決まっているが、２位に入れるよう、まずは表彰台を」と意気込んだ。
　　旭川市での開催は１４年ぶり。竹内は同市出身で、自身も開催を働きかけた。「わくわくする感覚がある。地元開催を生かしてスノーボードのアルペン種目が日本で認知されれば。今回が第一歩になる」と期待を込めた。