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【巨人】由伸、松井氏以来開幕レーザー!7回満塁補殺
◆巨人3―2DeNA(27日・東京ドーム)
高橋由の肩が菅野を救った。2点リードの7回1死満塁。定位置付近に上がった石川の打球を捕球するやいなや、コンパクトなフォームで本塁へワンバウンド送球。完璧なストライクだった。「『来そうだな』という感じがあったので。(流れを止めた?)結果的にそうなって良かった」。小林も三塁走者・バルディリスを巧みにブロックし、併殺が完成した。
巨人外野手の開幕戦での本塁補殺は、97年ヤクルト戦(東京D)の松井秀喜以来。仲間に出迎えられると、思わず笑みがこぼれた。ベンチに戻る際には右手で小さくガッツポーズ。珍しい光景だった。「良かったな、と思って」と照れた。巨人で兼任コーチの開幕スタメンは、1980年の王貞治以来35年ぶり。同級生の井端とともに、40歳以上のシーズンを迎える選手が2人、開幕スタメンに並ぶのは球団史上初だった。原監督も値千金の守りを「いやあ、貴重だった。大きかった」と最敬礼だ。
若い頃は強肩で鳴らしたが、今は技術で補う。「年齢を重ねて、捕球後の素早さと正確性に磨きがかかった。安心して見ていられる」と大西外野守備走塁コーチ。攻撃でも2四死球を選んで貢献。勝負のあやを知り尽くす男が、渋く光った。
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HN:
上原健二
性別:
非公開
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