【自転車ロード】シルキュイ・サルト第4S、ティンコフ・サクソのボアロが今季初優勝

　

　フランスの2015年シルキュイ・シクリスト・サルト、4月9日の第4ステージはアンジェ～プレ・アン・パイユ間の190.3km。このレース最難関ステージでイタリアのマヌエーレ・ボアロ（イタリア）が今季初優勝を挙げ、総合首位にも浮上した。 残り25kmで有力選手を含む集団が飛び出したが、ティンコフ・サクソは追いかけずタイム差をコントロール。最後は上りの後に短い下り区間があってゴールするコースだったが、ボアロはラスト4kmでアタックして、下りの手前で先頭集団に追いつく。 最後は10人強によるスプリントをボアロが制し、自身2015年の初優勝、ティンコフ・サクソに今シーズン3勝目をもたらした。2位はピエール・ローラン（ヨーロッパカー）、3位はジョナタン・イベール（ブルターニュ・セシュ）。 明日の最終第5ステージを残してボアロは総合首位にも浮上。2位には3秒差でアドリアーノ・マローリ（モビスター）が追いかけている。 ボアロは、「これほど厳しいステージで勝てて、とてもうれしい。今日はチーム全員がよかったし、力を合わせた。終盤は荒れた展開だったけど、僕たちは落ち着いて、最後の上りを待つという作戦通りに走ったんだ」と、チームメイトと作戦に感謝していた。