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オリックス先発陣の救世主に 開幕ローテ掴んだドラ1左腕・山崎の覚悟
オープン戦最終登板でノーヒットの圧巻投球、開幕1軍に当確ランプ灯した山崎
開幕1軍の切符を自らの手で勝ち取った。オリックスの山崎福也が最後の最後でドラフト1位の意地を見せた。
「真っすぐも変化球も低めに決まったし、リズムよく投げられた。自分らしい投球ができた」
オープン戦最後の1戦となった3月22日の阪神戦(京セラドーム)。開幕ローテーション最後の1枠をかけたマウンドは5回無安打無失点。鳥谷、ゴメス、マートンらが並ぶベストオーダーの阪神打線に対し許した走者は四球で与えた1人のみ。圧巻の投球内容で目標だった開幕1軍に当確ランプを灯した。
自分自身を信じ抜いた。大学通算20勝の看板を引っさげ昨年オリックスから1位指名を受け入団。春季キャンプも当然1軍スタートだったが早くもプロの壁にぶち当たる。初の実戦マウンドとなった2月24日の韓国・斗山との練習試合(清武)。今年から韓国プロ野球に新規参入した格下の相手に2本塁打を浴びるなど、3回4安打5失点。キャンプを終えると2軍降格が告げられた。
それでも腐ることなく練習に没頭した。
新人での開幕ローテ入りは06年の平野以来、「自分らしい投球をしたい」
真っすぐの質を上げるため股関節の柔軟性を高めるトレーニング、投球時の体重移動を徹底して取り組んだ。
「キャンプ中の投球は疲れもあった。コンディションもすごく良い状態で試合(オープン戦)に投げられた」
自信とプライドが揺らぐことなかった。オープン戦初登板となった今月12日の楽天戦(姫路 )でも6回無失点。2試合計11回無失点という好結果を生み出したのだ。
新人が開幕ローテ入りを果たせば球団では2006年・平野佳寿以来の快挙となる。プロ初登板は順当に行けば3月29日の西武戦(西武プリンスドーム)。
「どこで投げても自分らしい投球をしたい。そんなに(プロは)甘くはない。もっと研究していきたい」
エース・金子が開幕を回避し、昨年のドラ1位・吉田一もケガで離脱と先発陣は苦しい状況が続いている。22歳のルーキー左腕がチームの救世主になる。