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ミニスカ男が女子トイレ侵入で逮捕…「女装犯罪」続発の深層
女装して女子トイレに侵入した神奈川県の職員が逮捕――何ともユルユルの事件だが、一笑に付すわけにはいかない。“女装犯罪”が続発しているからだ。
22日に建造物侵入で県警に現行犯逮捕されたのは、県厚木土木事務所許認可指導課の主査、柳下貴志容疑者(47)。同日夜、海老名市の商業施設の女子トイレに侵入した疑いで、柳下容疑者は「男子トイレと間違えた。女装は趣味」などと苦しい言い訳をしているという。
「柳下容疑者はブラウスとジャケットにミニスカ、ブーツにショルダーバッグとOLっぽい女装をしていました。が、柳下容疑者が女子トイレに入るところを目撃した男性に、すぐにそれとバレた。出てきたところを取り押さえられました」(捜査事情通)
先月14日にも、女装して女風呂の脱衣所に侵入しようとした埼玉県の職員(当時51)が建造物侵入で逮捕されている。この男は、身長175センチのがっちり体形のせいで即バレて、御用に。さらに看過できないケースもある。
昨年9~10月にかけ、茨城県小美玉市やその周辺で、女子中学生や女子高生が襲われるわいせつ事件が相次いだ。
強制わいせつで10月末に捕まった同県のサラリーマン(当時32)は、「女子高生っぽい格好をして近づき、女子生徒らを油断させて犯行に及んでいた」(県警関係者)という。
2010年11月に石川県加賀市で起きたコンビニ強盗殺人の犯人も、店員を油断させるためか、防犯カメラの目くらましのためか、カツラをかぶって女装していた。この事件は未解決のままだ。
「女装犯罪には2タイプあります」と犯罪ジャーナリストの田代篤氏がこう続ける。
「女装そのものに興奮を覚えるタイプは、自分の女装が完璧であることを証明するために、女子トイレなどの“聖域”に侵入する。見破られないことでエクスタシーを感じるそうです。一方、興味はないけど女装を悪用するタイプがいる。茨城のサラリーマンは、まさに後者でしょう」
怖いのは、これらの女装犯罪が“氷山の一角”ということだ。
「マツコデラックスに代表されるオネエブームで女装に対して社会が寛容になっている。周囲にいても気にも留めなくなってきた。さらにコスプレブームで衣装も揃えやすくなり、メークや脱毛の技術も格段に進歩しています。女性より女性っぽい容姿の男性や女装マニアを最近では『男の娘』などと呼んだりしますが、女装とバレずに犯行を繰り返しているやからは、もっと多いはずです」(田代篤氏)
女装してテレビに出演する東大教授もいる時代とはいえ、笑ってばかりもいられない。