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ツール・ド・フランス=UCI、アームストロング氏の慈善参加を批判
[ロンドン 17日 ロイター] – 国際自転車連合(UCI)のブライアン・クックソン会長は、今年のツール・ド・フランスで、永久追放処分を受けているランス・アームストロング氏がチャリティー活動を行うことは「無礼だ」と批判した。
アームストロング氏は現役時代にツール・ド・フランスを7回制覇したものの、ドーピング違反によりタイトルをはく奪された。今回は、自分同様にがんを克服した経験を持つ元サッカー選手のジェフ・トーマス氏の白血病に対するチャリティー活動に誘われ、レース前日にコースを走る予定だという。
クックソン会長は「これはツール・ド・フランス、現役選手たち、UCI、そして反ドーピングに対して無礼で不適切だとしか言いようがない」と批判。自分にはアームストロング氏を止める権限はないと明かしながらも、「誘われて説得されたようだが、良い判断だとは思えない」と述べた。
トーマス氏は、批判については想定していたとし、「ポジティブな面のほうが多いと皆気付くはず」とアームストロング氏を擁護。走るのは数ステージだけだと話した。
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HN:
上原健二
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