仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
六大学野球に新たな歴史は刻まれるのか 歴代最多安打に挑む明大・高山
11日開幕、27本に迫る記録更新へ「自分にとって、超えなければいけない数字」
高田繁、高橋由伸、岡田彰布、鳥谷敬、谷沢健一……。のちにプロ球界でも名を馳せた東京六大学のスター選手たちの記録に、1人の若武者が立ち向かう。
11日に神宮球場で幕を開ける東京六大学野球春季リーグ。2015年の主役となるのが、明大・高山俊だ。リーグを代表する「安打製造機」がこれまで積み上げた安打数は100。今年は一つの歴史的な偉業がかかっている。
明大の先輩でもある高田繁氏(元巨人、現DeNA・GM)が持つ「歴代最多安打記録(127本)」を視界に捉えているのだ。
「自分にとって、そこは超えなければいけない数字。一つの目標にしながら、やっていきたい」
高山は、大記録への挑戦をメディアに包み隠すことなく、公言している。
100安打以上の選手には名選手がズラリ、高山はレジェンドを超える可能性が高い?
結論から言えば、達成の可能性は高い。<表1>のように、高山は20安打を放ち、華々しくデビューした1年春を皮切りに安定してヒットを量産。昨年秋にはリーグ史上初となる3年生での通算100安打を達成した。
高校時代、日大三の主軸として3年夏の甲子園で優勝した高山。明大でもバットの芯に正確に当てる技術に加え、50メートル5秒7の足を武器に安打を打ちまくってきた。大きな怪我、スランプがなく、試合に出続けていることも、その要因のひとつだろう。
3年間6シーズンで放った安打数は、1シーズンに換算すれば16.67本。このペースを保つことができれば、計算上では今年、133本にまで達する。その記録が持つ意味は、プロ野球界にとっても大きなものになる。
<表2>を見れば分かる通り、100安打を放っている選手は新旧問わずプロ野球の名選手がズラリ。今年のドラフト1位候補とされる高山が、球界のレジェンドを超えてしまう可能性を秘めているのだから、否が応でも期待は高まる。
記録達成へ、高山には超えなければいけない壁が2つある。
壁を超えて、歴史のトップに名を刻むことは出来るのか
チームは昨年秋の覇者であり、自身は今年が最終学年。攻撃のキーマンとして他の5大学からのマークは一層、厳しくなる。場合によっては歩かされることもあるだろう。少ない打席の中でも集中力を高め、着実に打ち続けていくことが鍵になる。
そして、もう一つは目に見えない敵だ。開幕前から大学野球の雑誌の表紙を飾るなど、メディアからの期待はシーズンごとに増している。…