婚活ブームなんて嘘？実は女性の65％が「婚活したことがない」と判明

　

結婚相談所の人気や、出会い系サイト、趣味系の街コンなど、“婚活ブーム”といわれる状況が続いていますが、『日本法規情報株式会社』が行った「多様化する結婚意識に関する意識調査」によると、なんと65％の女性が“婚活をしたことがない、しようとも思わない”と答えているというのです。

この婚活ブームのご時世とは思えない驚きの結果ですが、一体なぜこんなことが起こっているのでしょうか？ 今回は『Menjoy!』の過去記事も参照しつつ、女性がなぜ婚活に乗り出せないのか、その理由について分析してみます。

 

■必要性を感じないから“待ちの姿勢”になる

ほぼ半数が“結婚しなくてもよい”と考えている理由が判明

この記事では、独身でいる理由として、男女ともに1位は“理想の結婚相手と出会っていない”となっていました。そもそも自分から求めずに、結婚相手が現れるのを待つ姿勢の人が多いことがわかります。

同記事では、女性の未婚の理由への回答第2位は“結婚する必要性を感じない”です。つまり、自分のことは自分でできる時代だからこそ、結婚して男性に頼るという考え方が薄くなっているようです。

 

■自由を愛しているから束縛されたくない

「自由が好きだから結婚できない」は本当！独身の原因5つ

この記事では、独身の原因を“自由が好きだから”だと紹介しています。その自由とは、“行動の自由”“経済的自由”“責任からの自由”“友人関係の自由”“交際の自由”の5つです。確かに、結婚をしたら束縛される部分があるのは仕方がありません。

現代社会では、好きな人と一緒に過ごすことより、自由を謳歌したい人が多いということでしょうか。

 

■多様化する独身のメリット

また冒頭でご紹介した「多様化する結婚意識に関する意識調査」では、独身でいるメリットとして、“自由に生活できる”が39%、“家族により制約や責任がない”が22%という結果になりました。ここでもまた、自分の自由を守り、責任を抱えたくないという思いが浮き彫りになっています。

独身でいるのは、“金銭的に問題があるから”という声も聞きますが、実際のところは金銭的な自由は奪われたくないからということかもしれませんね。

 

いかがでしょう？ こういう調査結果をみると、婚活婚活と騒いでいるのは、実は一部の人だけなのかもしれません。世間の流れに乗って、出会い系の場所へ出かけてはみるものの、実際に責任を負う立場になると、しり込みするという人も少なくないのでしょう。

今は昔ほど結婚についてうるさく言う人も少なくなり、“結婚しなければならない”という義務感が薄れているようです。本当に愛する人と出会うときまで自由を手放したくないというのが、昨今の女性のホンネのようですね！