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首位陥落危機のレアル、今季2度目の無得点に「攻撃が機能していない」
首位陥落危機のレアル、今季2度目の無得点に「攻撃が機能していない」
[3.7 リーガ・エスパニョーラ第26節 ビルバオ1-0R・マドリー]
リーガ・エスパニョーラは7日、第26節2日目を行い、首位のレアル・マドリーは敵地でビルバオに0-1で敗れた。前半26分に先制を許すと、その後の反撃も空転。2月7日のアトレティコ・マドリー戦(0-4)以来、4試合ぶりとなる今季2度目の無得点に終わった。
カルロ・アンチェロッティ監督は「悪いプレーをしているこのチームは私のチームであり、その意味で可能な責任のすべては私にある」と選手をかばったうえで、現在のチームが抱える課題を指摘した。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。
「うまく連係できておらず、個人プレーをしすぎている。別の攻撃方法が必要で、もっとスピードのあるプレー、少ないタッチでのプレーをしないといけない。今は攻撃の場面で混乱している」
前節までの25試合で75得点と、1試合平均3得点を挙げてきた攻撃陣の沈黙。「今シーズン、多くのゴールを決めたレアル・マドリーが攻撃に問題を抱えているというのは奇妙だが、それが現実」と認め、「パスの時間、マークを外す時間。ボールタッチが多すぎるために、パスが前線に届かないことになる。パスとマークを外す時間。この2つのことがうまく機能していない」と、具体的に問題点を口にした。
8日の試合で2位バルセロナがラージョに勝利すれば、首位陥落となるレアル。アンチェロッティ監督は「リーガが難しくなるのは確かだが、だからといってあきらめはしない。まだ大会は終わっていないし、この状況を早急に修正するために我々は戦う。質の高い選手たちがそろっているのだし、解決策は見つかるだろう」と、自分に言い聞かせるように話した。
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