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C・ロナウドが復活の5発…レアルは大量9ゴール奪いホームで完勝
リーガ・エスパニョーラ第29節が5日に行われ、レアル・マドリードとグラナダが対戦した。
前節、首位バルセロナとの“クラシコ”で敗戦を喫し、今シーズン6敗目で首位との勝ち点差も「4」となったレアル・マドリード。今節は、グラナダをホームのサンティアゴ・ベルナベウに迎えての一戦となった。レアル・マドリードは、2月4日に行われた延期分の第16節セビージャ戦で、右足第5中足骨を骨折し離脱していたハメス・ロドリゲスが先発で復帰。また、負傷で欠場となったペペに代わってラファエル・ヴァランがスタメン入りしている。
試合が動いたのは25分。味方のスルーパスでエリア内に抜けだしたガレス・ベイルが、相手GKも交わして無人のゴールに流し込み、レアル・マドリードが先制に成功した。さらに30分、クロスのこぼれ球をエリア内で拾ったJ・ロドリゲスが左足のアウトサイドでパス。そこにフリーでいたクリスティアーノ・ロナウドがシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
2点を奪ったレアル・マドリードだが、勢いは止まらない。36分、左サイドからマルセロが入れたクロスは、相手GKに弾かれる。だが、そのこぼれ球をC・ロナウドがダイレクトで押し込んで追加点。さらに38分、左サイドでボールを受けたC・ロナウドは、自ら持ち上がり、エリア手前で右足を振りぬくと、シュートは相手GKが触るもゴール右隅に突き刺さった。レアル・マドリードがリードを4点に広げる。C・ロナウドは8分間で、通算24回目となるハットトリックを達成。
一方、早くも4点差となったグラナダは44分、ユセフ・エル・アラビがエリア前の中央から強烈なシュートを放つが、クロスバーに弾かれてゴールとはならなかった。前半はこのままレアル・マドリードが4点リードで折り返す。
後半に入って51分、左CKでファーサイドのカリム・ベンゼマが、胸トラップから右足を振りぬき、ネットを揺らした。その2分後の54分、マルセロからのロングパスでエリア内右に抜けだしたベイルが、中央へ折り返すと、フリーだったC・ロナウドが頭で押し込み、レアル・マドリードはリードを6点に広げた。
レアル・マドリードは56分、トニ・クロースに代えて、アシエル・イジャラメンディを投入。その直後、エリア内右で折り返しを受けたベンゼマが、シュートフェイントから右足を振りぬくと、ボールはブロックに入った相手DF当たり、ゴールのニアサイドに吸い込まれた。…