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FC東京移籍濃厚のベルフォディル、恵まれた体躯と敏捷性を兼ね備えた万能ストライカー
セリエA・パルマに所属するアルジェリア代表FWイシャク・ベルフォディルのFC東京移籍が濃厚となっている。
ベルフォディルはアルジェリア出身だが、彼のサッカーキャリアはフランスで始まっている。2008年にオリンピック・リヨンの下部組織に加入すると、2009年にプロデビューを果たした。
同選手がブレイクを果たしたのは2012-2013シーズン。パルマでロベルト・ドナドーニ監督のもと34試合に出場し、8ゴール5アシストを記録した。
そのインパクトに魅了され、シーズン終了後に獲得に動いたのが日本代表DF長友佑都の所属するインテルだった。しかし、21歳という早すぎるビッグクラブへの挑戦に加え、当時指揮官だったワルテル・マッツァーリが若手選手の育成を苦手としていたこともあり、出場機会に恵まれず、わずか半年でリボルノへ移籍。以後プロビンチャ(地方クラブ)をたらい回しにされてしまう。
身長192cmという恵まれた体躯に加え、敏捷性も兼ね備えるポリバレントな能力がベルフォディルの一番の特長だ。パルマ時代には4-3-3のセンターフォワードだけでなく、2トップのセカンドトップや3トップのウイングも器用にこなしている。
FC東京加入が現実となれば、センターフォワードでポストプレーを担うことが第一の任務となるだろう。サイド突破とスペースへの飛び出しを武器とするFW武藤嘉紀とは理想的な攻撃ユニットになるはずだ。また、展開によってはベルフォディルがサイドに流れ、武藤が中央に進出するというコンビネーションも期待できる。
ポストプレー、ドリブル、創造性…。様々な能力が求められるマッシモ・フィッカデンティ監督のセンターフォワードにとって、ベルフォディルは理想的な人材といえるだろう。しかも、未だ23歳と伸びしろは計り知れない。
若くしてビッグクラブまで辿り着きながらも挫折した経験をもつベルフォディル。再起を図る彼のモチベーションは高い。