仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【声優の履歴書】第87回『ドラゴンボール』シリーズ・孫悟空、孫悟飯、孫悟天、『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎役などを演じる野沢雅子
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第87回目としてお届けするのは、野沢雅子。
物心がつく前から子役として映画などに出演し、後に女優として活動していたが、当時所属した劇団がきっかけで洋画の吹き替えの仕事を始める。そこで好評を受け、少年役といえば=野沢雅子という程の売れっ子になる。
アニメデビュー作は、1963年『鉄腕アトム(アニメ第1作)』で、初主演作は1968年『ゲゲゲの鬼太郎(第1作)』鬼太郎役である。声優業の創生期から活躍しており、非常に多数の国民的アニメで主人公やメインキャラクターを演じている。
代表作は、1970年『いなかっぺ大将』風大左衛門役、1972年『ど根性ガエル』ひろし役、1973年『ドラえもん』(日本テレビ版)ドラえもん役・2代目、『ドロロンえん魔くん』えん魔くん役、1975年『ガンバの冒険』ガンバ役、1977年『あらいぐまラスカル』ラスカル役、1978年『銀河鉄道999』星野鉄郎役、1980年『怪物くん』(テレビ朝日版)怪物太郎役、『釣りキチ三平』三平三平役、『トム・ソーヤーの冒険』トマス・ソーヤー役、1981年『まいっちんぐマチコ先生』ケン太役、1982年『太陽の子エステバン』エステバン役、1986年『ドラゴンボール』孫悟空役、1989年『ダッシュ!四駆郎』日ノ丸四駆郎役、1990年『からくり剣豪伝ムサシロード』ムサシ役、2001年『デジモンテイマーズ』ギルモン役などがある。記述の通り、圧倒的に少年役を演じることが多いが、洋画の吹き替えでは『普通の人々』メアリー・タイラー・ムーアや、『ミッシング』のシシー・スペイセクなど母親役や中性的な雰囲気の女性を演じている。また数少ない少女役として、人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』で、ケロちゃんというカエルの女の子がある。
特に印象的な作品は、孫悟空、悟飯、悟天の三役の他に、バーダック、ターレス、そして二人で一役を演じたゴテンクス、ベジット、ゴジータなど数多くのキャラクターを演じた『ドラゴンボール』シリーズと、『ゲゲゲの鬼太郎』、そして『銀河鉄道999』と答えている。現在、1994年に放送された「魔人ブウ編」を『ドラゴンボール改』で再び放送しており、関わったアニメを広い世代に伝えられたときが、声優を続けていてよかったと思える瞬間だという。