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米高校、ダウン症の生徒に自校のロゴ入りジャケット着用を禁止。校則改変を求める運動が勃発
米国カンザス州の高校に通うダウン症の生徒が、自校のイニシャルロゴが入ったジャケットの着用を禁止されたというニュースを、複数の海外メディアが取り上げている。
障害者バスケットチームで活躍
その生徒は、ダウン症と自閉症を併せ持っているマイケル・ケリー君。カンザス州のイーストハイスクールに通っている。
バスケットボールが好きだった彼は、学校の障害者バスケットチームに参加。学校対抗の試合に出場した。そのことを喜んだ彼の家族は、一般生徒の多くが身につけている、学校のイニシャルをデザインした布製ワッペンを購入。それを縫いつけたジャケットを、記念としてマイケル君に贈ったという。
それを身につける資格なし?
ところがそのワッペンが、バーシティ・レターと呼ばれる学校代表の選手が身につける正式なものであったため、トラブルに発展。
マイケル君がそのワッペンをつけたジャケットを学校に着て行くと、教師から脱ぐように言われた、と母親のジョリンダさんはマスコミに語っている。脱いだジャケットの代わりとして、教師はスウェットシャツを差し出したとのことだ。
学校側の言い分は、「正式な代表選手でない彼がそのワッペンをつけるのは、校則で禁じられている」というもの。
障害者チームの試合はハイレベルでない
ある海外メディアのレポーターが、この学校の校長に「校則を変えて、障害のある生徒もバーシティ・レターをつけられるようにする気はないか」と尋ねたところ、校長は「以前にそれは検討したが、できない、という結論で落ち着いた。障害者チーム同士の試合は、正式な学校対抗試合のようなハイレベルなものではないからだ」と答えたという。
校則変更の誓願、4万人
こうした学校の態度に疑問を感じたマイケル君のクラスメートは、現在、校則を変更させるためにChange.orgを通して署名を活動を開始。3月30日現在で4万人の署名が集まっている。
ジョリンダさんは、「これはうちの子供のためだけではないんです」「学校対抗の試合で汗水を流し、それぞれのレベルで、ベストをつくした生徒全員のために署名を集めているのです」と語っている。