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阪神ナイン、宿敵に負けてもホッ? 激励会前に「勝率5割確定」
阪神は8日の宿敵・巨人とのオープン戦で0-1と完封負け。だが、虎ナインの表情は明るかった。10日の激励会を前に「実戦の勝率5割以上」が確定していたからだ。
8日は球団創立80周年の記念企画・永久欠番デー。先発は5年目の岩本輝投手(22)。最速146キロをマークし6回4安打無失点&5奪三振と好投。面目躍如といったところだ。
和田監督は「打者にタイミングを取らせないよう工夫していた。今日くらいのピッチングをすれば(先発5、6番手に)近づくよ」と称賛。観戦した坂井信也オーナー(67)も「投手が抑えてよかった」とご満悦だったが、総帥の上機嫌は虎ナインには朗報だ。
昨季のこの時期に行われた激励会では、チームがオープン戦で1勝8敗1分で12球団最下位をひた走る状況だった。そのため坂井オーナーは「非常に危機感をもっております。非常に心配を募らせております」と激励の場では異例の“公開説教”を展開した。
今年も2月11日、キャンプ地の沖縄・宜野座で、チームが全員集合した中で若手の4年目・西田、3年目・北條を名指しで「もう少し頑張ってもらわないと…」と猛ゲキ。その後に観戦した日本ハムとの練習試合(名護)の敗戦に「今日見て、どうやということはないと思いますけど、期待から外れています」と一喝した。
それだけに、総帥が球場入りするたびに現場はピリピリムードだった。だが今季のオープン戦開幕以降の練習試合を含めた実戦成績は4勝3敗1分。激励会まで1試合を残し「5割確定」だ。
「去年の激励会でのオーナーの発言は空気的にもキツかった。岩本が好投して負け越しもなくなり、正直ホッとしました。今度は笑顔の坂井さんとお会いしたいですね」。某選手が胸をなでおろしていた。(山戸英州)2015/3/10 16:56 更新