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「Windows 10」無料アップグレードと最低システム要件の注意点
2015年3月中旬に中国・深センで開催されたMicrosoftのハードウェア開発者向けイベント「WinHEC 2015」では、OEMやODM施策に関するいくつかの重要なアップデートが公開された。
今夏のリリースに向け、Windows 10に関する新情報が続々と出てきているが、今回は特に「アップグレード」と「最低システム要件」にまつわるトピックをまとめる。
●Windows 7/8.1の最新版ならWindows Updateでアップグレード可
既存のWindows OSをWindows 10へアップグレードする場合、Windows 7/8.1については「製品提供から1年以内なら無料」という方針が示されている。Windows 7/8.1ユーザーは、すでにMicrosoftへ何らかの形でOSのライセンス料金を支払っており、同社としては「期間内なら無料で最新OSにしていいですよ」という太っ腹な戦略なのだろう。
過去の連載でも触れているように、MicrosoftとしてはすでにレガシーOSとなりつつあるWindows 7や、現行のWindows 8/8.1にユーザーが滞留せず、なるべくWindows 10へとアップグレードしてくれたほうがうれしいわけで、無料だが期間を区切るという戦略で「速やかな移行」を目指している。
こうした背景を踏まえて提示されているのが、以下のアップグレード一覧表だ。
表に示されているOSは(基本的に)すべて何らかの形でWindows 10へのアップグレードが可能になっている。ただし、PC版Windows 10でもいくつか条件があり、Windows Updateを利用した場合には、当該のOSが最新版であることが求められる。
具体的には「Windows 7 SP1」または「Windows 8.1 S14」のいずれかの状態でなければならない。「S14」とは「Spring 2014」の略称で、つまり2014年春に提供された「Windows 8.1 Update」のことを意味する。これ以外のバージョンの場合、一度当該のOSをWindows 10にアップグレード可能な最新状態にするか、「ISO」形式で提供されるインストールファイルから直接アップグレードを行うしかない。
Windows PhoneについてはISOファイルは提供されず、あくまでOTA(On The Air)によるWi-Fi経由でのアップグレードに限られる。…