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あなたは4色型色覚の持ち主か?4色型色覚チェックテスト
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さて上の画像を見てほしい。3つの円が同じ色の点で満たされて見えるのなら、人間の一般的な色覚と言われている”3色型色覚”の持ち主だ。だが、円の中に異なる色の文字が見えるなど、ちょっと違う見え方をしているのなら特別な才能の持ち主かもしれない。あなたは普通の人より色が多く見える、”4色型色覚”の可能性がある。
4色型色覚の潜在的な保有者は2、3人しか見つかっていないと言われている。
人間の網膜には3色の光受容細胞がある。これは赤、緑、青の”錐体細胞”と呼ばれる。つまり人間は通常は3色型色覚を持っているのだ。錐体細胞の各”フレーバー”は特定の範囲の色のスペクトルに反応する。普段色を認識したとき、それは複数の錐体細胞からの信号の組み合わせの結果だ。
例えば、”オレンジ色”が見えたなら、緑錐体細胞からの中程度の信号と赤錐体細胞からの強い信号の結果である。そして、緑錐体細胞と赤錐体細胞が送る信号の強度の差異によって、オレンジの色合いが区別される。暗いオレンジ色なら、赤の信号が強いといった具合だ。
第4の錐体細胞があるとどうなるのだろうか? 4色型色覚の最もあり得る可能性は、赤錐体細胞の突然変異と正常なものを同時に持つパターンだ。この2種類の赤錐体細胞が反応する色のスペクトルの範囲は、同じ赤系統でもわずかに異なる。従って、常人には見えない全く別の色が見えるのではなく、普通なら感じ取れない類似した色彩の微妙な差異を見分けることができることになる。一般人には同じ赤系の色でも、4色型色覚の持ち主にはまるで別の赤に見えることだろう。
4色型色覚の持ち主には、女性が多く、家族の男性、特に息子や父親が先天性の赤緑色覚異常である可能性が高いという。
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我々が見る黄色い花(上)は、4色型色覚所有者は下のように見える
4色型色覚の持ち主は、常人の100倍の1億色を視ることができるといわれている。最も有名なのが、米カリフォルニア州サンディエゴに住む画家のコンセッタ・アンティコさんだ。彼女は自分が4色型色覚と知ったのはほんの3年前。それまでの通常の色覚テストは色弱にしか対応していなかったので、自分が4色型色覚であることがわからなかったという。
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4色型色覚を持つコンセッタ・アンティコさん
きっかけは、神経学者のウェンディ・マーチン博士のこの一言からだ。マーチン博士はコンセッタさんが主催しているアートクラスに通っていた。…