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ご褒美を習慣にすると、子どもに何が起こるのか?
次から次へと新商品が展開する今の日本。おもちゃ売り場で、目移りするのは子どもだけではありませんよね。大人も思わず買ってあげたくなるようなグッズもたくさんあります。でもその一方で、「あれもこれも買ってあげるのはよくないわ」と自制する自分もいたりします。
では、このようなおもちゃをご褒美として活用するとしたらどうでしょう? 「これでやる気がアップするのなら親子ともにハッピー。だから買ってOK」と自分にゴーサインを出しやすくなるかもしれません。
実際、「~したら、○○を買ってあげるね」のようなやる気アップのためのご褒美は、子どもの心にはどのように響くのでしょうか?
■アメリカの研究でわかった3つのパターンとは?
最近のアメリカの大学の研究でわかったのは、親が物に依存した子育てをすると、その子が大きくなってからも物に依存した生き方をしやすいということ。親から頑張ったご褒美に「物」をもらって育った人は、大人になって物質依存症になりやすいのだそうです。
今回の研究で悪影響とわかったのは次の3つのパターンでした。
1.「100点を取ったら、あのゲームを買ってあげる」のように、なんらかの達成と関連づけたご褒美の場合
2.親の愛情表現として物を買ってあげる場合
3.罰則として、子どもの好きなおもちゃを取り上げる場合
どれも意外となじみがあるパターンではないでしょうか?
「物」をこのような形で用いると、その子たちは大きくなって、人生の成功は何をどれだけ持っているかで決まる、さらには、欲しい物を物を手に入れることで自分の魅力がアップすると考える傾向が出てくるそうです。
これまでの研究でも、物で人の価値を測る傾向がある人は、結婚生活で問題を抱えたり、ギャンブルや借金をしたりするリスクが高まることがわかっています。物質に依存するということは、それだけ消費も多くなるというのも一因でしょう。
■物が豊かな時代だからこそ上手な付き合い方を
今の世の中を見渡せば、物で人の価値を測る場面はたくさん存在します。例えば、プロの世界。最も良い成績だった人が高額の賞金(報酬)をもらえるという仕組みがありますよね。それが当たり前の現代社会にいると、
・100点を取ったら→すごく大きな見返りがある
・90点だったら→まあまあ大きな見返りがある
・でも70点だったら、もう見返りはないよ
こんな“現金な世界”に知らず知らずのうちに慣らされてしまっているのです。…