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アーセナル、モナコ戦の悪夢払拭へ“エッシェン2世”をリストアップ
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、欧州チャンピオンズリーグのモナコ戦で露呈した軟弱な守備の解決策として、カリアリのMFゴッドフレッド・ドンサーの来夏獲得を目指している。
18歳のガーナ人は、母国のDCユナイテッドの下部組織で育つと、その後イタリアに渡ってパレルモ、ヴェローナに所属。今季加入したカリアリでシーズン途中から出場機会を増やすと、右SBでもプレーできる守備のユーティリティープレーヤーとして評価を高めている若手有望株だ。
英紙『デイリー・ミラー』によれば、2月23日に行われたカリアリとインテルの一戦(結果は1-2でインテル勝利)には、アーセナルとマンチェスター・シティのスカウトが視察に訪れていたとういう。
ドンサーは「ビッグクラブから興味を示されることはとても幸せなことだ。でも今は調子が良いからカリアリでプレーすることに満足している。将来はMFマイケル・エッシェンのような選手になりたい。彼は私のお手本だ」と語っている。
代理人のオリバー・オーサー氏は「多くのクラブがドンサーを狙っている。特にイングランドが熱心だ。アーセナルの他にもシティ、リバプール、トッテナムから公式の問い合わせがあった」と争奪戦になることを示唆していた。
また、アーセナルは夏にアトレティコ・マドリードへの移籍が噂されるMFサンティ・カソルラの後釜として、ホッフェンハイムに所属するブラジル代表のMFロベルト・フィルミノにも興味を示している。
現在23歳のフィルミノは、フィゲイレンセの下部組織出身で、2011年にドイツのクラブに加入。昨季はリーグ33試合で16ゴールを挙げると、2014年11月にA代表デビューを飾った。今季は22試合で6ゴールを決めている。
アーセナルのチーフ・スカウトを務めるスティーブ・ロウリー氏の調査によれば、フィルミノの移籍金は現在2000万ポンド(約37億円)まで跳ね上がっているという。
アーセナルは30代選手と単年契約を結ぶ方針を掲げており、契約がシーズン終了後に残り1年となる30歳のカソルラが残留する可能性は低いと見られている。