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エリマキトカゲみたいに逃げる組み立てロボット「リザードロイド」

 エリマキトカゲみたいに逃げる組み立てロボット「リザードロイド」

 イーケイジャパンは、危険が迫ると首周りの“襟巻”を拡げて2本足で走って逃げるトカゲの一種「エリマキトカゲ」を、ロボットとして再現した組み立てキット「リザードロイド/MR-9104」を4月20日に発売する。人の接近を感知する赤外線センサーを備え、まるで本物のように威嚇したり、逃げたり、近づいたりする。メーカー希望小売価格は3,800円(税別)。
 
 【残りの画像を見る】
 
 エリマキトカゲは、オーストラリア北部やニューギニア島南部に生息する、体長が 60cm から 90cm になるトカゲ。通常はトカゲらしく4足歩行しているが、敵に襲われるなどすると立ち上がって2本足になり、体を左右に振りながら素早く走って逃げる。また、首の周りを取り囲むように膜があり、拡げることで相手を脅かして威嚇する。
 
 エリマキトカゲにとっては命を守るための真剣な行動だが、一見ユーモラスな動きである。三菱自動車が1984年に小型乗用車「ミラージュ」(2代目)のテレビ CM でその姿を紹介したところ、日本でエリマキトカゲの大ブームが起きた。
 
 リザードロイドは、このエリマキトカゲの動きを真似するロボット。赤外線センサーで人や物を検知することができ、大きく口を開けたりエリマキを拡げたりして威嚇する。2種類の動作モード「エスケープモード」と「おっかけモード」が用意されており、前者だとバックしながら向きを変えて逃げ、後者だとペットのようにバタバタと近づいてくるという。さらに、尻尾は動きに合わせて揺れ、目は動作に応じてさまざまな光り方をする。
 
 ただし、実際に足を使って走るわけではなく、移動は体の下にあるタイヤで行う。
 
 対象年齢は10歳以上で、はさみ、ニッパー、プラス ドライバーで組み立てる。工作時間は2時間から3時間だそうだ。
 
 サイズは幅129×高さ230×長さ 370mm、電池を抜いた重さは約 200g。遊ぶには単4形電池4本が必要。

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上原健二
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