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シニアの新たな選択肢になるか。家を売却した後も住み続けられるサービスとは?
家を売却後はリース契約をし、住み慣れたマイホームに住み続ける
家を売却すること。すなわち家を手放すのだから、家から出ていくことになる。それが一般的な認識だ。しかし、家を売らなければならない状況になっても、愛着のある家に住み続けたいと願う人は多いと思う。最近、家を売っても引越ししなくてもよく、そのまま住み続けることができる住まい方があるという。どんな方式なのだろうか?
今回そうした新しい住まい方を打ち出した株式会社ハウスドゥ(本社:東京都千代田区)の安藤正弘社長にお話を聞いてみた。
テストマーケティングで予想以上の反響が得られ、本格始動
同社が2013年8月に始めたサービス「ハウス・リースバック」。どういったサービスなのか端的にいうと、持ち家を同社が一括で買い取り、売却した人とはリース契約を結ぶ。売却してもそのまま住み続けることができるというサービスだ。住む期間はあらかじめ設定され、月々のリース料(家賃)の支払いが発生する。
このサービスを始めた経緯について、安藤社長はこう話す。
「あるとき、不動産業界の人たちと話していて、”将来は今、住んでいる家もリースして住む時代になるかもしれないね“という話題で盛り上がったんです。自動車やコピー機などのリースが普及しているので、住宅もリースする仕組みがあってもいいのでは、と。そんなことを話しながら住宅リースを当社のビジネスにできるかもしれないと、興味が湧いてきました。そこで着目したのは高齢者からのニーズです。日本は今、超高齢社会です。高齢者が増え続けていますから、”家はあるけど、今後の生活費に不安がある“というケースも増えていくだろう、ならばその家を当社に売却して生活資金を得ていただき、売却後も当社にリース料を払っていただく形でそのまま家に住み続けることができるようなサービスがあればいいのではと、考えたのです」
「愛着のある家に住み続けながら家を売却できる」を特色として打ち出し、まず、ラジオCMで一般消費者の反応をみるテストマーケティングを試みたところ、1ヵ月でおよそ30件の問い合わせがあったという。「実はそこまで反響があるとは予想していなかったので、“これはいける!”と思いました」と、安藤社長。2013年8月に事業として本格始動させ、今では月に100件~150件の問い合わせがあると話す。
そのなかで実際に契約にいたった件数は、2015年1月末時点までのトータルで61件という。…