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ネドベド氏、CLでやりたくない対戦相手は「バルサとバイエルン」
現役時代ユベントスでバロンドールに輝く活躍をしたパベル・ネドベド氏。同クラブの幹部を務めている元チェコ代表は、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の抽選会で、スペイン紙『ムンド・デポルティボ』のインタビューに応じた。その模様を同紙が1日に載せている。
CL準々決勝の対戦相手はモナコとなったことに関しては「もちろんより強い相手もいたけどモナコを甘く見てはいけない。アーセナルでの本拠地での試合を観て驚かされた。アウェイ戦での方が危険だからトリノでは油断できない」と、警戒心を強めた。
対戦したくなかったチームについて聞かれた際、同氏は「バルセロナとバイエルン(・ミュンヘン)。できるだけ我々から遠くにいて欲しい。現在ヨーロッパ最高の2チームであり、CLの最有力優勝候補だ」と、両クラブに敬意を払った。
バルセロナ対マンチェスター・シティ戦の2ndレグに関しては「エキシビション。シティのGKハートは完敗を防いだ。バルサは違う次元にいる」と、バルサのプレーを絶賛した。
近年ポゼッションとカウンターを混ぜてプレーするバルサに共感できるかと尋ねられ、「もちろん。フットボールはコンスタントに成長しており、相手がこちらのプレーを熟知している場合、バリエーションを探さねばならない。今のバルサは予測不可能だ」と、同チームのプレースタイルの変化をポジティブに捉えている。
メッシのフットボールにリミットがあると思うかと言う質問に対しては「信じられないプレーヤー。彼を見てこれ以上もう何を思えばいいか分からない。長年ハイレベルにいるけど今は一つのキャリア最高の時期にいるかもしれない」と、同選手を褒めたたえた。
また、ユーベで同氏のスターとしての象徴を受け継いでいるともいえるMFポール・ポグバの去就については「バルサや他クラブが欲しがっているのは知っているが、我々と契約を交わしている」と語るにとどめた。