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マッサンに続け!阪大生がオリジナルウイスキーを開発

 マッサンに続け!阪大生がオリジナルウイスキーを開発

 

  NHKの連続テレビドラマ「マッサン」に続けと、大阪大学の学生がサントリーの協力を得て開発したウイスキーがこのたび完成し、来月販売されることになった。

 

 
  「日本のウイスキーの父」として知られる竹鶴政孝夫妻をモデルにした「マッサン」は今月で最終回を迎える。その竹鶴氏が醸造学を学んだ大阪大学(旧制大阪高等工業大学)では、ドラマが始まる前の2014年6月、人材育成教育の一環として、学生によるオリジナルウイスキー作りを企画。

 

 
  ウイスキーの味を決めるコンセプト作りから始まり、販売促進のプロモーション方法に至るまで議論を重ね、実際のブレンドや製造はサントリーの協力を得て、このほど限定1500本が完成した。

 

 
  完成したウイスキー「光吹-MIBUKI(みぶき)」は、阪大に11ある学部をイメージして、厳選した11の原酒をブレンドしたもの。将来に向かって自分の中の光が芽吹くように一歩一歩進んで欲しいという願いを込めて名前がつけられたという。

 

 
  完成を記念して今月19日には、卒業生や20歳以上の在学生、教員を招いた試飲会が開かれる。来月13日からは大学の生協で販売を開始する。

 

 
  阪大によると「日本酒作りは他の大学でも前例があるが、ウイスキー作りについて学生が関わった例はおそらく初めて」だという。ものづくりや産学連携の一環として、今後もこういったプロジェクトを続けていきたいとしている。

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