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ミサイル駆逐艦「052D」はあるけれど・・・中国海軍の実力は自衛隊を越えられる!?
上海紙の新民晩報はこのほど「中・日・印の三大国、海上の実力が強いのはどこだ」と題する記事を発表した。同記事は「中国の海軍力は2015年に日本を超す」などとする西側の評価は「ほめ殺し」と論じた。ただし、奇襲能力は日本やインドを遥かに上回ると主張した。
英国の軍事専門誌「ジェーン・ディフェンス・ウイークリー」が中国海軍の実力は2015年に日本の自衛隊を抜くと主張している。記事は、同主張について一方的であり、西側諸国が軍備を増強させる口実として、中国海軍を「ほめ殺し」にしている可能性があると主張した。
新民晩報の記事は、日本の「こんごう級」と「あたご級」の護衛艦に比べられる中国の軍艦はミサイル駆逐艦の「052D級」と「052C級」だけと主張。052D級と052C級の満載は排水量が7000トンクラスだが、こんごう級は9485トン、あたご級は1万トンクラスと論じ、中国版“イージス艦”のトン数は日本に及ばないとの考えを示した。
記事はさらに、対ミサイル防衛能力でも日本のイージス艦の方が能力が高いと主張した。インドについては2014年に就役した「コルカタ級駆逐艦」は、対潜ヘリコプターの搭載量が自国の052Dより多いと指摘した。
記事は日本の護衛艦では「自動化」が進んでいることにも注目した。25日に就役したヘリコプター護衛艦の「いずも」について、470人程度が乗り込めるが、航空部隊関係者が270人で、操艦にたずさわるのは200人と指摘。満載排水量が27000トンクラスの「いずも」の操艦に必要な人数が中国の7000トンクラスの駆逐艦と同程度として、「自動化の水準は相当に高い」と論じた。
インドは旧ソ連が建造した航空母艦の「バクー」を購入し、2014年に「ヴィクラマーディティヤ」として就役させた。記事は、中国の航空母艦「遼寧」はまだ戦力になっていないと指摘した上で、中印両国が空母戦闘群を形成した場合には、中国の方が大きな戦力を持つと主張した。
記事は「奇襲能力については中国海軍がインドや日本よりも遥かに上」と主張。中国が原子力潜水艦、しかも弾道ミサイルを搭載する戦略ミサイル原潜をも保有していることを理由とした。(編集担当:如月隼人)(写真は上記記事を掲載した電子版・新民晩報の記事頁キャプチャー)
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