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モウリーニョ、シティの結果をバラしたスタッフに御冠? 「彼を殺したいと思った」とジョークで笑いを誘う

 モウリーニョ、シティの結果をバラしたスタッフに御冠? 「彼を殺したいと思った」とジョークで笑いを誘う

 

  1日に行われたキャピタル・ワン・カップ決勝のトッテナム戦を臨むにあたり、チェルシーの指揮官、ジョゼ・モウリーニョ監督には1つの“ミッション”があったようだ。

  その“ミッション”とは、決勝戦の直前に行われたリバプール対マンチェスター・シティの結果を選手達に伝えないこと。2位につけるシティは、仮にリバプール戦に勝利すれば、チェルシーより試合数が1つ多いとはいえ、一時的に勝ち点差が「2」に縮まることになる。

  そのため、過度な心配はかけないよう、この結果を選手達に伝えないことをスタッフ間でルール化していたのだが、ここでとあるハプニングが起きた。この時の様子を2日付の英紙『デイリー・メール』が伝えている。

  試合後の会見で、「リバプール対シティの結果を隠すことは難しいことは分かっていたが、ホテルの中でもバスの中でもテレビは付けたくなかった。仮にシティがラスト数分で得点しても、リバプールが勝ったとしても、いかなる兆候や失望を与えたくないとスタッフに伝えた。沈黙を保ちたかったんだ」と語ったモウリーニョ監督。

  しかし、その計画はひとりのスタッフによって失敗に終わってしまったようだ。「我々は上手くいっていた。しかし、スタッフのひとりがバスの中で飛び跳ねたんだ! シルビーノだよ! 私は彼を殺したいと思ったよ(笑) ルールを破ったからね」とジョークを交えて話し、会場の笑いを誘っていた。

  “シルヴィーノ”とはチェルシーのアシスタントコーチを務めるシルヴィーノ・ロウロのこと。

  シティ対リバプールは1-1のまま迎えた75分、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが見事なミドルシュートを決めて2-1でリバプールが勝利。シティはチェルシーとの勝ち点差を縮めることは出来なかったが、その状況にロウロコーチがバスの中で大喜びしてしまったようだ。

  結果的にチェルシーは見事にトッテナムを2-0で下し、8年ぶりとなる優勝を遂げた。もしかしたら、この結果に一番喜んでいるのはロウロコーチなのかもしれない?

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