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モウリーニョ、QPRに苦戦も終了間際の得点でVに前進「我々にはスターがいた」
イングランド・プレミアリーグ第32節が12日に行われ、チェルシーはアウェイでQPRと対戦した。
1試合未消化ながら首位に立つチェルシーだが、この日は降格圏の18位QPRに苦戦。しかし、88分に相手GKのキックミスを拾ったMFアザールが仕掛け、最後はMFセスクがネットを揺らし、土壇場で決勝ゴールを奪った。試合はチェルシーが1-0で勝利している。
英メディア『スカイ』でジョゼ・モウリーニョ監督は「タイトルにまた一歩近づいた。数字で見れば(残り7試合で)3勝2分は良い状況だ。とても難しい試合で必要な勝利数を一つ減らせたことはとても大きい。
我々が優れていた点は、試合をうまくコントロールし、相手にゴールを許さなかったことだ。QPRには得点力の高い危険な攻撃の選手がいる。彼らはFWの2選手(ボビー・ザモラとチャーリー・オースティン)にダイレクトに合わせることが最善策だと理解しているからね。我々は2人を冷静に対処しつつ、組織的な守備をする相手から得点を奪うことが必要だった。クリーンシートを狙った相手の働きぶりはファンタスティックだったよ。
シーズンを通して見れば、試合終盤にポイントを失う瞬間はある。今日は我々が終了2分前に2ポイントを獲ることができた。ロフタス・ロードでゴールすることは常に難しい。(ジエゴ・コスタが怪我で戦線離脱しているため)ベンチにストライカーがいなかったため、普段よりも戦術的に良いバランスを維持することがとても重要だった。今日は両チームともハイレベルに競い合ったが、最後は王者を目指すチームに輝きをもたらすスターがいたということだ」と試合後にコメントした。
チェルシーは3試合連続の1点差勝利を収め、苦しみながらも勝ち点を73に伸ばし、2位アーセナルとの7差を維持している。あと11ポイントで4季ぶりの優勝が叶うチェルシーは次節、ダービー勝利で6連勝を飾ったマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎える。