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産後クライシスを回避するために出産前にやっておくべきこと
ドラマや芸能人の離婚の影響で、「産後クライシス」という考えが浸透してきました。
私の先輩も、産後クライシスまっただ中。真剣に離婚を考えて叔母さんに相談したところ、こんなアドバイスをもらったそうです。
「あなたみたいに子どもが小さいときに離婚して、60を過ぎてから寂しい思いをしている人をたくさん知っている。今は踏みとどまりなさい」
うーん、なるほど。年長者の言葉は深い。私も旦那と険悪になった時には、この言葉を思い出すようにしています。
こんな話を友人男性(35歳独身、絶賛婚活中)とLINEでやりとりしていたところ、次のような返信がありました。
「そうだ! 叔母さんの言う通り。衝動的に離婚しないほうがいい。産後は一時期だけど、結婚生活は長いんだから」
彼のまとめは正しい。でも私は“一時期”という言葉がひっかかりました。もちろん産後の生活も、結婚して同居して妊娠して出産して子どもが独立して配偶者と死別して、という大きな流れの中のイベントのひとつです。
でもそれは、一本の線の上にある点に過ぎないのでしょうか。これから歳を重ねて振り返れば、きっとそう見えるかもしれませんが、産後生活まっただ中の私は違和感を覚えます。むしろ、出産と同時に今までの線がブチッと切れて、別の線が引かれたようなイメージです。進学や就職を新生活と呼びますが、出産後の生活に関しては”別生活”と定義したほうがしっくりくるのではないでしょうか。
環境がガラリと変わるという意味では、産後も新生活です。でも進学や就職との決定的な違いは、赤ちゃんという第三者に一日中振り回される人生初の生活が始まること。
たとえ就職先でしょーもない上司の元に配属されても、居酒屋で同僚と愚痴ったり週末に好きなゲームをしてリフレッシュする自由はあります。どうしようもなく追い詰められてしまったら、新しい就職先を探すという選択肢もあります。
ところが母親は、出産した直後から、夜も眠れずひたすら乳を与える生活が始まる。私は帝王切開での出産だったので、入院中はまだ傷口はバックリ開いていて、医療用のホチキスのようなもので止められているだけ。取り出したのが腫瘍か子どもかの違いで、外科手術直後みたいな状態ですよ。さらに一日中点滴をしていて、トイレに行くときはキャスター付きの点滴台を両手で握りしめ、腰をかがめておばあちゃんのように歩いていました。しかも足のむくみがひどく、足の裏はまるでバランスボール……。…