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三浦春馬、ストレートプレイで新境地開拓「今後の自分のため」
舞台「地獄のオルフェウス」の製作発表会見が3月25日(火)東京都内で行われ、大竹しのぶ、三浦春馬、水川あさみが出席した。
ミュージカル経験はあるが、ストレートプレイでの舞台は初という三浦さんは「諸先輩の中で1か月自分と作品に向き合える機会をもらえて嬉しい。こんな機会は僕の一生の中であるかないか」と俳優人生の中での重要作と位置付けながら「稽古では、演出家のフリップと自分の役どころの話や、もっと先の“人としてどうあるべきか”というところまで話せれば。今後の自分のためにもなる」と新境地開拓に意気込んだ。
その新進気鋭のイギリス人演出家フリップ・ブリーンについて大竹さんは「どんな演出で私たちをどこに連れて行ってくれるのか? 正直まだ分からないので、凄く面白くなるか…うふふ」と挑発しつつも、「絶対に面白くなる予感がします。とことん話し合って役者同士も向き合って、観客が刺激的な一夜を過ごせるような芝居を作りたい」と熱演を誓った。
水川さんは「演劇の経験が浅く、この時点では不安です。怖いです」と現在の心境を包み隠すことなく明かしながら、自由すぎるが故につまはじきにされるキャロルという役柄について「自分を表現しようとすればするほど世界から孤立する、露出狂の癖がある人」と衝撃的な設定を紹介。演じる上では「心が飢えていないと出来ない役なので、自分の中をからっぽにして、飢えている状態でお芝居したい」と役作りに励む姿勢を見せた。
同作は、劇作家テネシー・ウイリアムズが1940年に初演された「天使のたたかい」を17年の歳月をかけて改訂した絶頂期の戯曲。偏見と慣習に囚われたアメリカ南部の小さなコミュニティを舞台に、愛のない結婚をしたことで淡々とした日々を送るレイディ・トーランス(大竹さん)の前に一人の青年ヴァル(三浦さん)が現れたことから、人々の欲望がむき出しにされていく様を描く。
舞台「地獄のオルフェウス」は、Bunkamuraシアターコクーンにて5月7日より公演。
(text:cinemacafe.net)