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元気な肝臓でいるための秘訣! 「毎日鮭フレーク」「飲む前には卵かけご飯」
送別会、歓迎会、お花見と、アルコールを摂取するイベントが増えがちなシーズンが到来。3月10日放送の「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日系)では、「名医がプライベートでやっている 元気な腸&肝臓の作り方」を特集。池谷病院の池谷敏郎先生が、“「肝臓」を元気にする健康法”をレクチャーしてくれました。
池谷先生によると、「肝臓」は、冬の間に弱ってしまう臓器。その大きな理由は「食べ過ぎ」と「運動不足」の2つ。これらにより、肝臓にはいつも以上に負担がかかっているとのこと。寒いからといって動かず、食べてばかりな生活を続けた結果「脂肪肝」になってしまう人が非常に多いそうです。
■「脂肪肝」とは
脂肪肝とは、肝臓に脂肪が蓄積した状態のこと。
“もともと肝臓では、エネルギー源として脂肪を作り、肝細胞の中にためています。
しかし使うエネルギーよりも作られた脂肪のほうが多いと、肝細胞に脂肪がどんどんたまっていきます。このように脂肪が蓄積し、全肝細胞の30%以上が脂肪化している状態を『脂肪肝』といいます“
(参考:天野クリニック http://www.amanoclinic.com/fLiver/fLiver.html)
「脂肪肝」になった肝臓は、正常な働きを果たすことができません。しかし症状がほとんどないため、気がつかないうちに進行していることも多く、現在、日本人の成人の3人に1人が「脂肪肝」ともいわれています。
そして、「脂肪肝」の人は「メタボリックシンドローム」と呼ばれる「肥満」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」の条件がそろいやすく、突然死のリスクが非常に高いといわれます。
しかし先生によると肝臓は“復活”する臓器なので、軽い脂肪肝であればライフスタイルを見直し、適切な対処法・改善法を施せば間に合うとのこと。先生が紹介する“肝臓健康法”は、以下のとおりです。
■高カロリーのものは、午後2時に
脂肪肝には、脂肪をため込む指令を出す「ビーマル1」という物質が大きく関係しているそう。
「ビーマル1」は時間帯によって分泌量が変化しており、分泌量が多い時に物を食べると脂肪になりやすく、逆に少ない時に食べれば脂肪としてため込みにくい。
つまり高カロリーのものを食べる際には、できるだけ「ビーマル1」の分泌量が少ない時間帯に食べると脂肪になりにくいというわけ。そして、1日のうち、「ビーマル1」の分泌量がもっとも少ない時間帯が午後2時。…