岡田将生と“水どう”鈴井貴之がタッグ！注目の連続ドラマ『不便な便利屋』がいよいよ放送開始

　

　北海道テレビ放送制作の人気バラエティ番組『水曜どうでしょう』などで知られる鈴井貴之が監督・脚本を務め、俳優の岡田将生が主演する連続ドラマ『不便な便利屋』が10日深夜よりテレビ東京系にてスタートする。放送開始に先立ち、同番組の制作会見が都内で開催されたので、その模様をレポートしよう。
　
　■話題作を送り出してきた深夜枠で放送！
　
　『モテキ』や『勇者ヨシヒコ』シリーズなど、数々の話題作を送り出してきた金曜深夜放送のテレビ東京「ドラマ24」。2015年4月クールは、人気バラエティ番組“水どう”こと『水曜どうでしょう』の企画・出演で知られる鈴井貴之が監督・脚本家として連続ドラマに初挑戦した『不便な便利屋』が放送される。それに先立ち、4月9日に都内で記者会見が開催され、主演を務める岡田将生、遠藤憲一、鈴木浩介がそれぞれ役の衣装で登場したほか、監督・脚本の鈴井貴之も劇中で演じるバスの運転手姿で姿を現した。
　
　ドラマは、極寒の北海道が舞台。新進気鋭の脚本家の竹山純（岡田将生）は、監督と口論の末、東京を離れて富良野へ旅立つが、北海道の名もなき町で猛吹雪のため足止めを食らってしまう。そして、さまよい込んだ居酒屋で出会ったバツ3の梅本（遠藤憲一）、おせっかいな松井（鈴木浩介）らの勘違いがもとで、彼らが営む便利屋を手伝いながらこの町に滞在することになる、という物語。全編北海道ロケで撮影されたハートフルコメディで、個性的なキャラクターとコミカルなストーリー展開が大きな特徴になっている。全編フルHDの4倍高精細な“4K”で制作されているのも話題で、NTTぷららの「ひかりTV」では地上波での放送直後に4K映像で見逃し配信を提供するとのこと（地上波の放送は通常のハイビジョン画質）。
　
　■岡田将生はツッコミの天才!?
　
　メインキャストの3人は世代も性格もバラバラだったが、2カ月の撮影を通じて親交を温めたそうで、鈴木によれば「本当に楽しい撮影で、現場ではいつもみんなゲラゲラ笑ってました」とのこと。その鈴木に「苺のサンドイッチをつまみに晩酌していた」という意外な一面をバラされた遠藤は「オールロケなのでトイレが心配だった」と語り、ロケ現場に設置されたトイレ車（簡易トイレを備え付けた軽トラ）に“威風堂々”というあだ名をつけ、同名の行進曲を歌いながらその登場を心待ちにしていたエピソードなどを披露した。
　
　ちなみに、遠藤によればいちばんはっちゃけていたのは岡田だそうで「岡田くんは年上に気をつかう人だったけど、（鈴木浩介と撮影以外でもつるむようになって）日々ツッコミが上手になってツッコミの天才になったね。…