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日本語なまりでも英語が通じる「3つのポイント」〈AERA〉
英語を志す人にとって、心のハードルとなっているのが、間違った表現や発音をしているのではないか、ということ。しかし専門家は、そんな人たちにこうアドバイスします。
日本の大学や英会話スクールなどで英語を教えてきたオーストラリア人のニコラス・ケンプさんが力説するのは、「ネイティブのような発音を目指す必要はまったくない」ということだ。
ケンプさんが接してきた日本人には、日本語なまりの発音を恥ずかしく思ったり、間違った発音を恐れたりして、英語を話そうとしない人が少なくない。彼らは、ネイティブの発音が「正しい」と考え、それに近づくことを重視する傾向があるという。
「世界中の人々がそれぞれのなまりで英語を話している。彼らの多くは自分が正しくない発音や表現をしていると自覚していますが、言いたいことが伝わっている限り気にしません。ネイティブの発音を目標にするのは、自分に過大なプレッシャーをかけることになり、英語の習熟速度を遅らせます」(ケンプさん)
なまりがあっても、(1)単語と単語をつなげて発音する(2)thとs、lとr、uとaを区別する(3)アクセントの位置を覚える──の3点を押さえれば、英語はぐっと通じやすくなると、ケンプさんは助言する。
「英語を学ぶゴールは、上手に話すことではなく、会話を楽しむことではないでしょうか」(同)
※AERA 2015年3月2日号より抜粋
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HN:
上原健二
性別:
非公開
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