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未来のダーリンを見極める、イタリア流の判断ポイント【後編】
前編では、人生のパートナーを決めるための「イタリア流のコツ」をご紹介しました。【後編】では、さらに詳しくポイントをお伝えしていきます。
■3.お金の管理ができているか?
高校生だったときからおつき合いが始まり、10何年の交際をへて彼と結婚した知人がいます。途中何度か別れの危機があったようなのですが、最終的に彼を選んだ彼女。
「決め手はどこに?」とストレートに聞いてみたところ、「起業するために彼は働きづめだった。でも一緒に住んでいるときもきちんと家事を分担してくれたのよ。家計もすごいやりくり上手。起業してからの新しい仕事も、お金の使い方が本当にうまくて、安定するのが早かった」という返事が。家計簿は彼がつけていて、毎月何かしらの分野で黒字を達成するとごほうびディナーへ連れて行ってくれるそうです。
収入の多い少ないではなく、相手がお金をどう使っているのかを注目することで、彼の価値観がある程度おしはかれます。流動費(交際費や趣味などに割くお金)が収入の3割以上になるようなら、自制がきかないタイプであることも考えられます。
楽しむことに直結するだけに、こちらから注意して改善させるのはまず難しいでしょう。逆に、必要以上に倹約したがるタイプも要注意です。節約のあまり生活の質・気持ちのゆとりに影響してしまうほどなら、次へいったほうが賢明というものです。
■4.外面と内面のバランスがとれているか?
いったん離婚して、7年後に再度同じ相手と復縁・再婚したカップルの話を聞いたことがあります。共通の知人に言わせると「人前では彼、ものすごくラブラブっぷりをアピールしていたのよね。でも、家に戻ると彼女のことを放置していた。さらに育児不参加の彼に彼女がブチ切れて、見切りをつけたのが離婚のきっかけ」という事情があったらしいのです。
それを彼が猛反省して、離婚してからも彼女と子供にすぐ会える距離に住み、心から復縁を願いつづけて、7年後にそれが実った…という経緯でした。
結婚後は人間関係がからみあう都合上、「周りにどうみられているか」を気にせざるを得ません。しかし、あまりにも外面がいい相手は考えもの。「本当は何を考えているのだろう…」と不安にさせられてしまうことも少なくないでしょう。
相手に振り回されていることに疲れてきたら、「なんのために一緒にいるのか」「どうしてこのパートナーを選んだのか」自分を責めてしまうことにつながってしまいます。…