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男の涙はカワイイ? それとも正直キモイ?
突然ですが、あなたは男の涙についてどう思いますか? 正直ひきますか? それともキュンときますか?
男泣きで思い出されるのは、昨年の野々村竜太郎議員の号泣会見。いい大人の男が嗚咽を漏らしながら泣く姿は見る人に衝撃を与えました。あそこまで子供のようにワンワン泣かれてしまうと「さすがに無理」という女性達の声が聞こえてきそうです。仕事関係、または職場での涙は、男女関係なく社会人としてNGとみられてしまうようです。
また、若い女性ほど男の涙に関して、「キモイ」「頼りない」「情けない」と嫌う傾向にあります。「別れ話をしたら号泣」「お酒を飲むと泣きつく」など、自分の彼氏の弱い部分や女々しい部分に過剰に反応して、受け入れることができないのでしょう。
いっぽう、最近の結婚式では、新郎が先に泣いてしまい新婦の泣きのタイミングを奪ってしまうというケースも多いと聞きます。ひと昔前には、「男は人前で泣くもんじゃない」と言われたものですが、テレビをつければ照英・織田信成・徳光和夫など泣ける男性は重宝されていて、男性も人前で泣くことに対する抵抗は減っているように思えます。
女性たちも、男が感動や共感で流す涙には、とても寛容。「泣ける映画で涙を堪えて目が真っ赤になってる姿がかわいい」「スポーツ選手の涙は勝っても負けても美しい」とむしろ共感できて、一緒に泣くことは大歓迎のようです。
また、私だけの前でみせる弱い姿というのもキュンとくるポイントになります。堪えきれずに泣く姿を見ると、信頼感が伝わってきて「母性本能をくすぐられる」という女性も。
つい先日には、写真集「イケメソ男子」が発売され話題になっています。「イケメソ」とはイケメンがメソメソと素敵に涙を流す姿のことで、「イケメソ男子」は魅力的なイケメンの涙ばかりを収録した写真集。女性たちは「涙×イケメン」に癒やされ、元気になり、キュンとするわけです(もちろんイケメンに限るとのことですが……)。
普段人前で泣くべきではないとされている男性が、私だけの前で見せる弱い姿、これまで堪えてきた想い、感動のうれし泣きなど、その涙の向こう側にまで思いを馳せられるからこそ、キュンとできる……。
そう考えると、泣いてる男性の姿をみて「かわいい」「守ってあげたい」と思えるのは、女性の感受性が豊かに育ち、精神的に大人になっている証しでもあるのかもしれません。
男の涙を毛嫌いして遠ざけるより、「かわいい」と受け入れて一緒に泣ける相手を見つけてみてはいかがでしょうか?
(五百田達成)
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