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砂糖が多いのはどっち?「シュガーレスとシュガーオフ」の違いとは

 砂糖が多いのはどっち?「シュガーレスとシュガーオフ」の違いとは

 

 ダイエット中は、飲み物や食べ物のパッケージに書かれた“シュガーレス”、“カロリーオフ”、“低糖”などの言葉が、すごく気になりますよね。ですが、あなたはこうした成分表示の意味を、正しく理解している自信はありますか?

 

 例えば“シュガーレス”と“シュガーオフ”では、どちらの方が砂糖が少ないのでしょうか……意外に答えられる人は少ないはずです。

 

 そこで今回は農林水産省の情報をもとに、成分表示の言葉の意味についてまとめました。

 

 

 

 ■“カロリーゼロ”と書いていてもカロリーはゼロじゃない!?

 

 最初に、“無”“ゼロ(0)”“ノン”“レス”“フリー”について解説します。

 

 無糖やゼロカロリーなどと書いてあると、その言葉の響きから、どれも「入っている量が0に近いんだろう」と想像できますが、上記の表現を見たら、

 

 <熱量(エネルギー)や糖類、ナトリウムなどの量が、決められた数値未満で、ほとんど含んでいないと言える>(農林水産省のホームページより引用)

 

 と考えてください。

 

 “決められた数値未満”とは糖質や脂質といった成分によって異なりますが、女性が一番気になる以下の3分野で言えば、

 

 ・熱量(カロリー)・・・食品100gあたり5kcal未満、飲料や液状食品100mlあたり5kcal未満

 

 ・脂質・・・食品100gあたり0.5g未満、飲料や液状食品100mlあたり0.5g未満(ノンオイルドレッシングの場合は3g未満)

 

 ・糖類(ショ糖、果糖、ブドウ糖など)・・・食品100gあたり0.5g未満、飲料や液状食品100mlあたり0.5g未満

 

 です。“ゼロ(0)”と書かれていても、本当の意味で0ではない場合もあるので注意してくださいね。

 
 

 ■“低”や“オフ”はどうなの?

 

 一方で、“低”“ライト”“ダイエット”“オフ”“~より低減”などの表現が使われている食品や飲み物は、どうなのでしょうか?

 

 上記の表現が使われている飲食品は、

 

 <熱量(エネルギー)や糖類、ナトリウムなどの量が、決められた値以下である>(農林水産省のホームページより引用)

 

 というルールがあります。こちらも成分によって決められた数値は違っていて、

 

 ・熱量(カロリー)・・・食品100gあたり40kcal未満、飲料や液状食品100mlあたり20kcal未満

 

 ・脂質・・・食品100gあたり3g未満、飲料や液状食品100mlあたり1.5g未満(ノンオイルドレッシングの場合は3g未満)

 

 ・糖類(ショ糖、果糖、ブドウ糖など)・・・食品100gあたり5g未満、飲料や液状食品100mlあたり2.5g未満

 

 となっています。…

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