仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
菅官房長官が沖縄入り、翁長知事と式典で同席
抗議する市民が詰め掛ける中、沖縄のアメリカ軍基地内で行われたセレモニー。4日から2日間の日程で沖縄を訪れている菅官房長官は先月31日に返還されたアメリカ軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区の返還式典に出席しました。
5日の直接会談を前に菅官房長官と沖縄県の翁長知事は、互いに目線を合わせることなく並んで着席しました。
「安倍政権は沖縄の負担軽減策については出来ることは全てやる。政府の最重要課題として全力で取り組んでいるところ」(菅 官房長官)
「宜野湾市の振興はもとより、沖縄県、ひいては我が国の発展に貢献するものと確信している」(翁長 沖縄県知事)
4日午前、沖縄に到着した菅長官は沖縄戦最後の激戦地となった糸満市摩文二の平和記念公園を訪れ、花を手向けました。その後、那覇市内で開かれた自民党沖縄県連大会の懇親会であいさつに立ち、5日の翁長知事との会談に向けた決意を示しました。
「何よりも私たちが忘れてはならないのは、普天間の危険除去じゃないでしょうか。私はあす翁長知事と面談させていただきます。沖縄の基地負担軽減について、さらには沖縄の振興策について、忌憚のない意見交換をさせていただきたいと思っています」(菅 官房長官)
普天間基地の移設をめぐっては、沖縄県が沖縄防衛局に対し、辺野古での全ての作業を停止するよう指示したのに対し、今週、国はその指示を一時無効にしました。互いに法廷闘争も見据え対立が深まる中、翁長知事は前の知事が行った岩礁の破壊の許可を取り消すかどうか、近く判断するとみられます。
「そもそも辺野古移設の原点というのは、この普天間飛行場の危険除去。固定化は避けるべきという考え方でありますので、政府の考え方はですね、伝えさせていただきたいと思います」(菅 官房長官)
「原点はここ(米軍基地)は県民自ら差し出した基地じゃないということなんですよね。ここの所だけ原点だと思えば、後でまた色々話ができるんじゃないですか」(翁長 沖縄県知事)
翁長知事の就任からおよそ4か月でようやく行われることになった5日の会談。普天間基地の移設問題をめぐり、どのような議論が交わされるのか注目されます。(04日17:03)