過去のモヤモヤや、イヤな思い出ををすっきり浄化する方法

　

　いよいよ新年度。生活空間をすっきり整えて、新鮮な気持ちでスタートを切りたいところです。
　
　「過去の出来事や記憶にとらわれてしまっている人は、セージ（薬草）による浄化で空間をクリアにするといいですよ」と教えてくれたのは、エキサイト電話占いの新海るみ先生。セージを焚き、煙で燻すことによって、その場所に滞っていたエネルギーを広く外へ拡散させる作用があるのだとか。
　そんなセージでの浄化方法について、先生に詳しくうかがいました。
　
　

Q.セージを使った浄化方法の手順を教えてください

　まず火水風土の要素を持つ、ミクロコスモス（小さな宇宙を模した空間）を作ります。アワビの器に砂や灰を適量入れてから、セージに火を付けて器に置き、扇で空間に風を起こし、あおぎながらスマッジング（煙で空間を燻すこと）をして、母なる大地とつながる儀式を行います。扇は鳥の羽根で作ったものがベターです。
　
　

Q.この浄化法は、特にどのようなときに実践するとよいですか？

　空間や物質を清めたいときや、物についた念をクリアにしたいときに効果的です。例えば売り物の商品は、その物質を欲している人の強い念が付着していて、いつまでも売れ残ってしまうことも。何もエネルギーが付着していない状態にして、売上アップを図りたい時などにも有効です。
　
　

Q.実施するときの注意点があれば教えてください

　まずは火を使うので注意することです。その時の状態によって、清めようとしている物質に付着している想念が強い場合は、煙の出かたが多くなることもあり、燃え方が不安定になりがちなので、気をつけましょう。また、セージを焚くという儀式は結界を張って防御するものとは作用が違うので、自分を外的からのサイキックアタックや黒魔術などから守るために使うことや、未成仏霊や闇や魔の存在へのお祓いには解釈が違うこともあり、効果はなく、注意が必要です。
　
　

Q.使用するセージの葉の選び方は？

　実は、広く出回っている開いた大きなセージの葉は、浄化力が弱いと言われています。シャスタ山の標高の中腹あたりに生息している高い所で取れる、ローズマリーのように葉が付いているタイプのこぢんまりしたものの方が浄化力に優れている、と精通している人達の間では認識があるそう。そのため、普段は大きなセージの葉は浄化用には使わないのだとか。しかし、もう小さいタイプの葉は残念なことに、世間にはほとんど出回っていません。私は以前、自作している人から、効力のある小さなセージをいただきき、焚いてみましたが、普通の大柄の葉のセージと比べてみても、浄化の細かさと質が、確かに違うように感じました。…