仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
音が格段に良くなる小さな実力派、ヘッドフォンアンプ「D Zero MK2」
最近、町を歩いていても高級ヘッドフォンを使っている人の姿が目立つ。スマートフォンやタブレット、ポータブルオーディオでも「イイ音」を楽しみたいという音楽ファンの欲求がうかがえるが、スマートフォンなどの場合、コストやサイズの制約でDA(デジタル>アナログ)変換部やヘッドフォンアンプ部に、オーディオ機器で採用されているような高性能なパーツを採用できないことが多い。そのため「音の良さ」という点では、どうしても「それなりのレベル」にとどまってしまいがちだ。ということは、せっかく高価なヘッドフォンを使っても、ヘッドフォンの本来持っているサウンドのポテンシャルを最大限生かしているとは言い難い。これを解決するのが、ヘッドフォンアンプだ。
●カードサイズで95gと軽量ながら、贅沢な回路設計
ヘッドフォンの売れ行きがアップするにつれて、ポータブル型のヘッドフォンアンプも徐々に注目度が高まり、店頭でも製品が増えてきている。しかし実物を見る限り、おしなべて弁当箱のようなサイズの製品ばかりで、ポータブルと銘打ってはいても持ち運ぶにはちょっとデカすぎる。ここに紹介するiBasso AudioのD Zero MKIIは、スマホとさほど変わらないカードサイズの製品で、持ち歩きのストレスを感じさせない大きさの製品だ。筐体はマットブラック仕上げのアルミ製で、高級感ある見た目からもっとずっしりした重量感を予想していたが、実際に持ってみるとびっくりするほど軽い。重量は95gでスマホよりも軽いため、一緒に胸ポケットに入れていても重さは感じないだろう。
iBasso Audioはかなり早い段階からこうしたDAC内蔵ヘッドフォンアンプを手がけていたブランドで、今回の製品にも長きにわたる製品開発のノウハウが生きており、パーツや回路設計もかなり贅沢な仕様になっている。まずDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)にはウォルフソンのWM8740を使用。WM8740はハイエンドオーディオ機器などにも使われているクオリティの高いDACで、コスト的にもかなり高価なパーツなのだが、D Zero MK2ではこれを贅沢にも左右のチャンネル用に独立して2個搭載しており、変換処理に余裕を持たせた設計になっている。
左右を独立させたことで、各チャンネルの音の分離にも一役買っているようだ。またアナログ部分の肝であるヘッドフォンアンプ部も、通常のスマホのようにワンチップのICでお手軽に済ますことなく、ちゃんとオペアンプとバッファを使った回路設計になっている。…