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AKB48「盗撮動画」被害の深刻度 卒業メンバーも毒牙に
言語道断の卑劣な犯罪に国民的アイドルグループが大揺れだ。
発売中の「週刊文春」が衝撃の記事を掲載している。AKB48のメンバーたちの着替えやシャワー、トイレなどを盗撮した映像を同誌が入手。15時間75本にもおよぶその映像には、メンバーがなんの警戒心もなく着替えたり、裸になったり、用を足す姿が……。
撮影場所はテレビ局やホールの楽屋、更衣室、ホテルの部屋やバスルーム、ロケバス内などさまざまだが、いずれも通常は関係者以外は絶対に立ち入ることのできない場所である。
■メンバーたちの心のケアが急務
それもそのはず――。今は卒業した人気メンバーやまだ10代半ばのメンバーも多数写っているこの映像の撮影者は、AKB48グループを運営する会社「オフィス48」の元役員・野寺隆志氏(38)だというのだ。
野寺氏はAKBが活動を開始した2005年から運営に関わり、07年から10年にかけて「オフィス48」の役員を務めていた人物である。インサイドの人間なら盗撮カメラを仕掛けるなど容易なこと。メンバーたちも内側に“刃”が潜んでいては防ぎようがない。
しかも、野寺氏の犯罪はこれにとどまらない。10年8月にオフィス48を一身上の都合で退社した3年後の13年には小学生女児へのわいせつ行為が発覚して逮捕。強制わいせつ罪で実刑判決を受けて服役していたのである。
AKBの盗撮動画はこの事件のときに押収されたパソコンから出てきたものだという。なぜ、この時にAKBの盗撮が立件されなかったのか不思議だが、ロリコン性愛者を“身内”に抱えていたメンバーたちの恐怖たるや想像を絶するものがある。
AKBを巡っては14年5月、握手会にノコギリを持ち込んだ暴漢にメンバー2人が襲われた事件が記憶に新しいが、この時はボディーチェックの甘さなど運営側の不手際を指摘する声もあった。だが、今回は運営側の役員自らが盗撮を繰り返していたという卑劣極まる犯罪である。
運営会社のAKSは元役員の盗撮について今のところ公式コメントや見解を発表していない。だが、旗揚げから10周年の節目を迎え、6月に選抜総選挙を控える大事な時期である。早晩、事実を知ることになる被害に遭ったメンバーたちの心のケアを含めて、迅速な対応が求められている。