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これまでの映画で使用された高額セット、ベスト10
映画製作はお高いビジネスである。製作全般を通して全てに費用が発生するからだ。シナリオライターへの支払いから台本作成、撮影部隊の雇い入れ、適切な道具の購入、そしてもちろん大事な役を演じるスター俳優への支払いなどがある。他にも食事のケータリングや保険など様々な出費が予想されるが、中でも予算全体の大部分を占めるのは、製作後半にかかる経費である。この過程で、特殊効果が作り出され撮りっぱなしの映像が完成された作品へと生まれ変わる。
そしてもう一つ、経費がバカにならないのは映画のセットの建設である。
昨今の技術進歩よって、巨大かつ詳細なセットを作る代わりに緑色のスクリーンとコンピューターで作り出されたイメージを使う事で昔ほどはセットにお金はかからなくなった。だが、CG編集費用も高額であり、毎回このような手段に頼れる訳ではない。
監督とプロデューサーはしばしば入念にこだわりぬいた舞台セットに頼らなければならない場合もある。例えば、幻想的だったりエキゾチックなシーンのある映画の雰囲気を醸し出す為である。他にも、芸術的感性から、監督が全部デジタルより物理的なセットを好む場合もある。どちらの場合にしても、手の込んだセットの建設は本当にお高いのだ。一体いくら位かかっているのか、以下10例を見比べてみよう。
■ 10.マトリックス リローデッド (高速道路建設:3億円)
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多くの人々が意外に感じるかもしれないが、マトリックスの三部作は実は物理的なセットに経費をつぎ込んでいる。三作品を通して使われている膨大な量の特殊効果やコンピューターグラフィックスを考慮すればなおさら意外だ。しかし、実際は、映画の予算のほとんどが巨大で詳細な撮影セットに回された。
中でも断然、一番大規模で複雑だったのは、マトリックス リローデッドだ。複雑なカットや長時間に渡る撮影が必要性だったため、高速道路でのシーンは実際の道路を使用するわけにもいかず、撮影部隊は彼ら専用の高速道路を250万ドル(約3億円)で建設したのだった。
使われなくなった軍事基地に建てられ、何千トンものコンクリートを使用して作られたこの道路は、2400メートルの長さにおよび、約5メートルの外壁と下りランプまで付いている。映画の撮影が終わってからは、撤去され、木材・金属・プラスティックを含む素材の9割がリサイクルされたという。
■ 9.フルメタル・ジャケット
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この映画のセットの経費の詳細については完全には明らかにはされていないが、信じられないほど高額であると推測して間違いないだろう。…