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0.5秒で100%信用される見た目の作り方[ファッション【女性編】]
「まぁこれでいいか」と選んだ服、靴、鞄、何気ない「悪癖」が、知らず知らず信頼を損ねているかもしれない――。今すぐに手を打てる外見力の磨き方を、日本初のパーソナルスタイリスト、政近準子さんが伝授する。
女性へのアドバイスはシンプルだ。男性のスーツのようなルールが少ない女性服は「装いの格を男性に合わせる」のが適切だそう。
「男性に合わせるというと男女平等の現代社会で語弊がありますが、たとえば男性の社長がフォーマルなのに傍で支える秘書がカジュアルではちぐはぐですよね。会社の印象にもかかわります」
具体的に注意したいのは「短すぎるスカート丈」「サンダル」「生足」。
「サンダルはリゾート靴ですし、短いスカートや生足もカジュアル。ビジネスシーンにはふさわしくありません」
そして「若づくり」も御法度である。
「若々しいと若づくりはまったく違います。無理な若づくりは痛々しいだけ。痛々しく見える人が信頼されるとは思えません。また、最近の若い女性は清楚できちんとした志向です。ルーズソックスをはかず、制服もきちんと着てきた世代で“ゆるさ”がカッコイイとは必ずしも考えていません。ですから、上司の女性がカジュアルで部下の女性がフォーマル、といった逆転現象が起き始めています。ゆるいのがおしゃれ、と思っていたら、単にだらしがない先輩だ、と思われている可能性があります。気をつけていただきたいですね」
信頼できる印象を周囲に与えられれば、良い仕事を任されるようになる。その仕事をこなすうちに、実力がついていく。これぞまさに好循環である。
「ひとりよがりにならない装いは周囲の人への気遣いなのです。気遣いがある人は自然に信頼されますよね。ぜひ、積極的に服を味方につけていただきたいと思います」
■特にベテラン社員は、崩しすぎに要注意!
▼“良いジャケット”を着ていますか?
「素材感」と「仕立ての良さ」を基準に、良いジャケットを選びたい。毛玉ができそうだったり、安っぽく感じるものはNG。袖が立体的にパターンメーキングされているものがおすすめ。インナーには、上品な白いブラウスかシャツを。
▼スカート丈は適切ですか?
スカートは、立ったときにひざ下、座ってもひざが半分隠れる程度。これ以上短いのはNG。
▼「サンダル」「生足」は厳禁!
パンプスはシャープなトゥデザイン、ヒールは長時間履いていられる高さと太さを選ぶこと。脱げやすい人はストラップも良い。…