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2兆円の「宅配」市場、ユーザーはスマホアプリに何を望む?
2兆円ともされる食品などの宅配市場。そのユーザーがスマートフォン向けアプリケーションに求める利便性は「カタログ閲覧から注文までをスマートフォンだけで完結できること」が最多。生活スタイルが印刷物から離れゆく傾向があらためてうかがえた。日本生活協同組合連合会(日生協)が調査結果をまとめた。
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この調査は、2015年2月20日~2月24日の期間、インターネット上で実施し、1,000人から回答を集めた。対象は宅配サービスのユーザーで、かつ子どもと同居している20~50代女性。また、ここで言う宅配サービスは自宅や職場へ食材、生活用品を配達してくれるものを指し、ピザ・寿司の宅配や、ショッピングサイトなどの取り寄せは含まない。
食品などの宅配サービス市場では、最近コンビニエンスストアやスーパーマーケットがシェア拡大を図っているが、生協も大きな存在感を持つ。生協は各地域の組織が紙のカタログやアプリケーションをそれぞれ用意しているが、今回は最大の連合体である日生協がユーザーの実態把握を試みた。
宅配サービスをより便利に使うために、スマートフォン向けアプリに「あればよい」と思う機能を尋ねたところ、「カタログ閲覧から注文までをスマートフォンだけで完結できること」がトップ。53.9%がそう答えている。
以下は「過去の注文履歴(日付、商品、数量、金額など)が確認できる」が35.8%、「画像などで、実際に届く商品をチェックできる」が33.9%、「配達状況がリアルタイムで確認できる」が31.2%と続いた。主に注文まわりの利便性向上を望む人が多い。
これに加え「料理のメニューに合わせて品物を選んでくれる」が22.8%、「自分に合ったおすすめ商品が表示される」が19.2%と、レコメンド系の機能を求める人もある程度の割合を占めた。
年代別にみると、若い年齢層ほど「カタログ閲覧から注文までをスマートフォンだけで完結できる」の割合が高く、20代では64.4%がそう考えているという。スマートフォンで時や場所を選ばず手軽に買い物したいという需要が大きいようだ。