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「努力もしないで近道しようとばかり考える『中国式イノベーション』」・・・中国メディアの評論記事にネット民から反発の声=中国版ツイッター
中国の経済系メディア・財経網は2月26日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、同国メディアの環球時報が「日本の便座はメイド・イン・チャイナの目標ではない」と題した評論記事を発表したことを紹介した。
ツイートは、環球時報の評論記事について「もし中国企業が、日本の便座をパクるようなことがあれば本当の恥さらしだ。中国の製造業はもっと大きな野心を抱き、独自のイノベーション能力を持たなければならない……もし常に他人の道を追いかけるのであれば、われわれは永遠に追従者に甘んじることになる」と要約して紹介した。
環球時報は、中国人が日本に行って日本の便座を買いあさるのは「中国にとって光栄なことではない」、世界の家電業界の覇者だった日本が便座や炊飯器を売るのは「落ちぶれ」であるとした。また外国製品を買う中国人を責める理由がないとする一方、国産品の購入が「国のために簡単にできる個人的な貢献」であるとし、中国製造業の成長によって日本製品との良い競争を生むことが両国にとって良いことであるとも論じている。
この評論記事に対して、中国のネットユーザーからは「尻は口をきかないが、尻の上にある脳みそは考えてる。国産の便座がほんとうによければ、とっくに日本人が中国に買いに来てる」、「まるで中国が日本に勝る便座が作れるような言い方しやがって」、「能力があって作らないのは愚か。能力もないくせに『自分は作らない』と言うのも愚か」、「今の(中国の)イノベーションは、ハッキリ言って努力もせずに近道ばかり進もうとしているもの。日本やドイツが数百年の努力で積み重ねてきたものなど、私利私欲を貪るどっかの党が理解できるものではない」、「パクリ民族は、追従者になれれば御の字」といったコメントが寄せられた。
また、「中国はリソースの使い方が非合理的。生産過剰な不動産業界はさっさと別の業界に分配すべき。全国が上から下まで利益のことしか考えていない。国のマクロ調整にも問題がある」、「中国製造業の目標は、小さな製品をしっかり作るところから始めるべきでは?」といった冷静な意見も出た。
コメントを寄せたユーザーのほとんどは、環球時報の評論に対して批判的な態度を示した。「イノベーションが必要なのは環球時報」とするユーザーも。単なる外国崇拝ではなく、使いやすいもの、良いものを求める市民の純粋な要求が大きな高まりを見せていることが伺える。…