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多くの中国人を驚かせ、羨ましがらせる日本の子どもの習慣―中国メディア
捜狐網は25日、「なぜ日本の教育は『人』の教育と言われるのか?」というタイトルの文章を掲載した。以下がその内容だ。
8日間の日本訪問で理解できたものはほんの一部だろうが、日本社会には総じて「穏やかで安定して、秩序がある」という印象を持った。みんながそれぞれの持ち場で職務を全うしようとするとともに、道中ではしばしば「集団教育」という言葉を耳にした。
日本では集団が強調される。各個人は自分の本分を守り、自分のことをしっかりやり、「極力他人に面倒をかけない」という文化の核を持っている。それは、生活習慣の養成を非常に重視するという教育面に表わされており、昼食を食べ終わると子どもたちはお盆の中をきれいにし、速やかに片づけるのだ。これも、日本を見学した中国人が驚き、羨ましいと感じる点である。
子どもたちのこのような自律性は、集団主義社会の中に隠れている社会規範の作用によるものである。教育者たちがどうやって子どもたちの自律性や生活習慣を育てるのかがとても興味を引く。日本では、生活習慣における些細なことに、人としての態度が表わされる。掃除はただきれいにするだけではなく、人としての行動でもあり、食事も単に食べるということにとどまらず、「食育」と呼ばれる要素が含まれるのだ。生活における小さなこと1つ1つが、すべて教育のきっかけになっている。なぜなら、小さなこと1つ1つがみんな一種の「道」であり、深い探究や修練が必要だからである。
(編集翻訳 城山俊樹)
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上原健二
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