日中韓旅行部門トップが4年ぶりに会合、観光客招致で協力―日本

　

　2015年4月11日、BBC中国語ウェブサイトは記事「日中韓旅行部局トップ、東京で4年ぶりの会合」を掲載した。
　
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　日本の太田昭宏国土交通相、久保成人観光庁長官、中国国家旅行局の李金早（リー・ジンザオ）局長、韓国文化体育観光部の金鐘徳部長。11日、東京で日中韓の旅行部局のトップが顔をそろえた。06年以降、毎年開催されていた会議だが、日中関係、日韓関係の悪化を受け、11年を最後に中断されていた。
　
　日中韓観光圏一帯の宣伝活動、18年の韓国・平昌冬季五輪、20年の東京五輪を通じた観光振興などが協議されている。また中国側から日本に観光交流強化を望む意見も伝えられた。中国人旅行客の日本訪問が急増する一方で、日本人観光客の中国訪問は年々減少傾向にある。食品安全問題、大気汚染、円安が要因とみられ、短期的には回復は難しいとの見方も広がっている。（翻訳・編集/増田聡太郎）