韓国の「ＡＩＩＢ」参加表明・・・「韓国もバカじゃない」、「米国がトイレで泣いてるよ」など中国ネット民の声＝中国版ツイッター

　

　韓国メディア・聯合ニュースの中国語電子版は２６日、韓国政府が同日、中国主導のアジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）への参加を決定し、すでに中国側に書面で通知したことを明らかにしたと報じた。この報道は中国国内でも速報で伝えられ、同国ネットユーザーからはさまざまな声が聞かれた。
　
　　人民日報は２６日夜、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）上で「韓国政府がＡＩＩＢへの加入決定を発表した」とする速報を伝えた。この情報に対して微博ユーザーからは「韓国にとっては英断」、「韓国もバカではない。参加は当然」、「ついに誘惑に耐えられなくなったか」、「韓国も『身体』は正直だな」、「参加しないとサムスンや現代、ＬＧは終わりだもんな」といったコメントを寄せた。
　
　　韓国に対する評価や感想が多くみられるなか、参加に慎重な姿勢を見せている同盟国の米国や日本の反応に注目する声も少なからずあがっている。米国については「米帝国はきっと怒り狂うだろうな」、「米国がトイレで泣いてるぞ」、「パパ（米国）はどうするんだろう」、日本については「『アニキ、こいつは逃げ出すって言ったじゃないか。忠誠を誓っているのは俺だけですよ』って言ってそう」、「韓国は日中韓３カ国外相会談のタイミングを待ってたんだよ。口では強硬な日本も、２、３日したら入ってくるかもよ」などといった感想が出た。
　
　　このほか、「（ＡＩＩＢ参加と引き換えに）韓国は数日後にＴＨＨＡＤミサイル配備への同意を発表するんじゃないだろうな」、「そのうち、韓国が『ＡＩＩＢは自分が作った』などと言いそう」、「政治・経済制度が異なる多くの国が参加したということは、わが国は非常に多くの現実問題や試練に直面することになる。喜ぶのは早すぎる」といった懸念の声も見られた。
　
　　国際的な組織を立ち上げる際、中国は往々にしてその頭数の多さを気にする傾向がある。頭数が多いのはリーダーたる自国の影響力の強さによるもの、ということを強調したいのだろうが、それよりももっと大事なのは、実際にこの組織が有機的な活動をして、予期された成果を挙げられるかどうかだ。中国のやり方を強引に通そうとすれば、必ずや他国から反発が出るのは必至だ。順調に航海できるのか、それは船を出してみないと分からない。（編集担当：近間由保）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）
　
　
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